始まりの感情4 ノーマンside ページ8
エマ「あれ？」
そう言うと、エマはあるひとつの机に向かって歩いて行った。
すると机の上には先程配られたであろう、学校の行事についての紙が。置き忘れたのだろうか？そう思えば、
エマ「ここ、さっきぶつかっちゃった時の子の席だ！この紙...入学式の日の時に必要なやつじゃないっけ？」
確かにその紙は、入学式の日に学校に入る際に必要な紙だった。エマは彼女の席を確認していたのか。余程心配しているのがエマから伝わった。
エマ「これ届けなきゃ！！あの子どこいったんだろ？」
エマがその紙を持ちながら、周りを見渡す。
見当たらないなーとエマは言いながらも探している。
居ないのは僕もさっき確認したから、この教室自体には居ないのだろう。
ふと紙に目をやると、氏名記入欄のところに名前が書いてあるのが見えた。
ﾉｰﾏﾝ「エマ、その紙見せてくれる？」
ん。と僕に差し出し、氏名欄を見る。
氏名：【A】
その名前を目に焼きつける自分がいた。
エマも紙を覗き込むと、僕が氏名欄に目線を落としているのに気がついたのか、エマも僕が見ているところに目を向ける。
エマ「名前は...A？」
ﾉｰﾏﾝ「...そうみたいだね。でも教室には居ないみたいだし...どうしようか？探す？」
レイ「どっかのセンコーに渡しとけば良いだろ？そいつも紙がないのに気づいたらまた戻ってくるはずだろ。」
エマ「そうだよね...。じゃあ私、先生に渡してくるね！」
そう言ってエマは近くの先生のもとへ行き、彼女が忘れて行った紙を渡す。
その間、レイが僕に話しかけてきた。
レイ「お前、ほんとどうしたんだ？熱でもあんじゃね？」
ﾉｰﾏﾝ「どうして？僕は至って正常((」
レイ「それはない。」
レイは、近くに僕らを写す鏡を指さし、顔を見るよう促す。
すると
ﾉｰﾏﾝ「あ...れ...？」
僕の頬がピンク色に染まっているのが見えた。
その自分に驚きを隠せなかった。
※暫くノーマンsideになるかもです(--;)
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ゆぅ(プロフ) - ノーマン推しさん» 見ていただきありがとうございます！来週、もしくは再来週までには投稿しますので、少々お待ちくださいm(*_ _)m (2019年6月15日 21時) (
レス) id: 34d433af8d (このIDを非表示/違反報告)
ノーマン推し - 早く続きがみたいです！！ (2019年6月15日 16時) (レス) id: f7ca79fd03 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - ドラゴンさん» ありがとうございます！励みになります！！これからも読んで頂けたら幸いです^^* (2019年6月12日 9時) (レス) id: 34d433af8d (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - かなとさん» 教えてくれてありがとうございます！早速外しました。よく見ていなくてすみません！不快にさせてしまったなら申し訳ないです汗わざわざありがとうございました！ (2019年6月12日 9時) (レス) id: 34d433af8d (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - すごく面白い！更新頑張ってください！ (2019年6月10日 17時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆぅ | 作成日時：2019年6月10日 15時
