始まりの心配 ノーマンside ページ30
Aとエマは僕達に別れを告げ、それぞれの自分の席へと行く。
全校集会...と言っても校長先生の話...
そのくらいだった。
ふと後の席のレイが僕に静かに話しかけてきた。
レイ「おい、ノーマン。」
ﾉｰﾏﾝ「レイ、話なら後で聞くから今は静かに((」
して。と言葉を続けようとしたら、
レイ「お前、あいつといい感じじゃね？」
ビクッと身体が思わず硬直してしまった。
それに気づいたのかレイがまた話し出す。
レイ「それにお前、あいつの事意識し過ぎ。」
またもやビクッと硬直した。
今現在、全校集会の場じゃなければ言い返してたところだ。
...確かに...意識はしていると自分でも思う。
Aに愛おしい...そんな感情を抱いた時から少し感じていた。
"僕はAの事が..."と。
レイがその後は、話しかけて来なくなったため、黙って校長先生の話を聞いていた。
全校集会が終わり、教室へと帰ろうと席を立つ
するとレイが言った。
レイ「あいつら大丈夫か？」
ﾉｰﾏﾝ「あいつらって...Aとエマの事？」
そう言うと、それしかねぇだろ。と言葉を返す。
レイ「現にさっきの女達のことがある。数十人はあいつらの事、恨んでるやつだっているだろ。」
レイが言うまで考えもしなかった。
そうだよね。と言葉を返すと、
レイ「...俺らの責任だ。あいつら教室まで届けるぞ。」
何だかレイらしくないな、と思いつつも
ﾉｰﾏﾝ「確かに...心配だよね。...じゃあ2人のところに行こうか。」
レイ「そうだな。...ってか今日の校長の話、エマ、ぜってー寝てたと思う。」
僕が考えすぎることを紛らわすように、話題を変えてきた。やっぱりレイは凄いや。
そんな話をしているうちに、Aとエマが居る席へと着く。
やはりエマは眠たそうにしている。
『いや、エマ寝てたよ？』
エマ「見られちゃってたかー」
なんて会話が聞こえると思わず笑いが込み上げてくる。
ﾉｰﾏﾝ「やっぱり、エマ寝てたんだ。」
レイ「言ったろ。エマなら寝るって。」
エマが僕とレイに気付き声をかけてくる。
エマ「あ、ノーマンとレイだ！どうしたの？お昼って言ってたけど、何かあった？」
レイ「ノーマンが教室に帰るまでお前らが心配だからってさ。」
ﾉｰﾏﾝ「レイ！」
つい声を荒らげてしまった。最初に言い出したのはレイの癖に...
レイ「間違ってねぇだろ？」
レイは僕に不敵な笑みを送りながらそう言った。
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ゆぅ(プロフ) - ノーマン推しさん» 見ていただきありがとうございます！来週、もしくは再来週までには投稿しますので、少々お待ちくださいm(*_ _)m (2019年6月15日 21時) (
レス) id: 34d433af8d (このIDを非表示/違反報告)
ノーマン推し - 早く続きがみたいです！！ (2019年6月15日 16時) (レス) id: f7ca79fd03 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - ドラゴンさん» ありがとうございます！励みになります！！これからも読んで頂けたら幸いです^^* (2019年6月12日 9時) (レス) id: 34d433af8d (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - かなとさん» 教えてくれてありがとうございます！早速外しました。よく見ていなくてすみません！不快にさせてしまったなら申し訳ないです汗わざわざありがとうございました！ (2019年6月12日 9時) (レス) id: 34d433af8d (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - すごく面白い！更新頑張ってください！ (2019年6月10日 17時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆぅ | 作成日時：2019年6月10日 15時
