始まりのお誘い ページ27
ﾉｰﾏﾝ「じゃあエマ、A、またお昼に。僕らが迎えに行くから教室で待っていて。」
レイ「俺購買行きたいんだけど。」
ﾉｰﾏﾝ「良いよね？レイ？」
レイ「ハァ...へいへい。」
ノーマンさん...レイさんにちょっと怒ってる...？
もしかして私達を迎えに行くのが面倒なのだろうか？
どうしたものか...とエマの方を見ると、待っとく！と元気よく言った。
やっぱり幼馴染...親友には遠慮なんて無いんだよね...なんて少し羨ましく、そして悲しく思っていると
ﾉｰﾏﾝ「Aもエマと一緒に待っててね？」
と私の目を見て笑顔で言う。
まるで吸い込まれそうな瞳で、私の瞳を捕らえて離さない。
それでも口らか無理矢理にでも言葉を放つ
『あの...私、お邪魔じゃ無いですか？その...3人で食べたいとかは...。』
ノーマンさんから目を離し、ここでも人見知りを発動してしまう。
ちゃんとお喋りしなさいってあれほど両親に言われたのに...。俯いてしまう...。
すると私に近寄り、床に片方膝をつき私の顔を見るように覗いた。
その感また手をキュッと優しく握り締めて来る。
ﾉｰﾏﾝ「...今日Aを誘おうと言い出したのは僕なんだ。僕は以前から君を知っていて...。それはおいおい話すよ。だから僕からのお願いなんだ。...それとも僕とのお昼はいや？」
澄んだ瞳が、優しく私を包むように見ている。
私は多分ノーマンさんの事を知らない...と思う。
ノーマンさんは私を知ってた上で、近づこうとしてくれている。
エマだってそうだった。私を以前から知っているような...そんな違和感を覚えた。
レイさんだって、名前なんかとうの昔に知ってたくせに...なんて。
でも悪い人ではない、そんな人ではない。そう思えた。
Aが好きだと思う人達を信じてあげるのよ。誰かに信じてもらえなかったらAだって悲しいでしょ？
蘇る母の言葉。
『(そうだよね...)』
黙っている私を見て、困った顔をしてるノーマンさんを見つめる。
『ノーマンさん。』
ふと手に力が入り、私がノーマンさんの手をキュッと握りしめてしまう。
ﾉｰﾏﾝ「ん？」
『...お昼...ご一緒してもいいですか？』
今度は私からのお誘い。
信じよう。信じたい。
そう思ったから...
するとノーマンさんはふわりと笑って、こちらこそ。と言ってくれた。
始まりのお誘い ノーマンside→←始まりの名前 ノーマンside
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ゆぅ(プロフ) - ノーマン推しさん» 見ていただきありがとうございます！来週、もしくは再来週までには投稿しますので、少々お待ちくださいm(*_ _)m (2019年6月15日 21時) (
レス) id: 34d433af8d (このIDを非表示/違反報告)
ノーマン推し - 早く続きがみたいです！！ (2019年6月15日 16時) (レス) id: f7ca79fd03 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - ドラゴンさん» ありがとうございます！励みになります！！これからも読んで頂けたら幸いです^^* (2019年6月12日 9時) (レス) id: 34d433af8d (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - かなとさん» 教えてくれてありがとうございます！早速外しました。よく見ていなくてすみません！不快にさせてしまったなら申し訳ないです汗わざわざありがとうございました！ (2019年6月12日 9時) (レス) id: 34d433af8d (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - すごく面白い！更新頑張ってください！ (2019年6月10日 17時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆぅ | 作成日時：2019年6月10日 15時
