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「突然好きって告白されて、毎日可愛いって言われて。
 後輩に懐かれたのも初めてで浮かれてたのかも。
 ふざけてだけど、みんなにからかわれても嫌なキモチしなかったし。
 気付いてたんだきっと最初から…好きだってこと。
 知らない振りをし続けた私が悪いんだよ・・・絶対的に。」

「あながち間違ってないよな。」

「まぁな・・・でも俺らもちょっとからかいすぎたとこあるけどな。」

「恋って叶う方が難しいって勉強になった。」

「なにそれ哲学?
 やめろよー文学少女ぶるなって。」

「ちょっとは優しくしようとか…。」

「これっぽっちも思わない。」

「お前大我だぞ?」

「俺だよ?そもそもな!お前の経験不足!
 人生経験だと思っとけ。」

「安井?」

「なんだよぉ。」

「なんでこんな人がモテるのか理解に苦しむ。」


出そうになった涙も一気にひっこんで少しすっきりした。
京本から受け取った写真をポッケにしまって両足をベンチから降ろす。


「そっちの方がお前らしーわ。
 しっかし・・・なんか腹減ったなー。」

「俺もー。今日めちゃめちゃ走り込みしたからなー。
 ってことで、とりあえずファミレス行かね?」

「お前も行くだろ?」

「うん。あっでも私財布家に置いてきた。」

「じゃあお前水飲んどけ。俺ら飯食うから。」

「なにそれ。おごってくれてもよくない?」

「ぜんっぜんよくない。絶対おごらねー。」

「ほんとうるせーな。行くぞ。」


2人と一緒にファミレスでまどちゃんたちにLINEをする。
安井が隠し撮りした写真を送れば『損害賠償請求する』ってまどちゃんが怒ってた。

“失恋記念な”なんて言いながらも京本と安井で割り勘して私の分を払ってくれた。

まどちゃんも安井も京本もいつも通りでなんだか安心した1日。

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初音(プロフ) - kikiさん» いえいえ!この作品の樹君がすごく好きで!これからも応援してます! (2019年2月13日 23時) (レス) id: c0fa5c81b4 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - 初音さん» なんとお恥ずかしい・・・!rを打ってしまったことに気づいた時にはもう初音様がお読みになられて・・・早速読んで頂き誤字を教えてくださりありがとうございます! (2019年2月13日 23時) (レス) id: efa8082a4b (このIDを非表示/違反報告)
初音(プロフ) - Mrsだと既婚者になってしまいますよ(苦笑) (2019年2月13日 23時) (レス) id: c0fa5c81b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kiki | 作成日時:2019年2月13日 1時

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