【暁のヨナ】現代の青龍がトリップした2

昨日の夜 ページ19

ユンside

昨日の夜


ジェハ「みんな揃ったし一つ話をしようじゃないか」

大きな天幕でいきなりそんなことを言い出したジェハ

ユン「今日はゆっくり休んでとか言って連れてこられたけど…休ませる気ないよね」


大体、あのジェハがそんなこと言いだすのがおかしいし
こんな男だらけのところで休まるわけがない

ゼノ「緑龍〜青龍がもう寝てるぞ〜」

ジェハ「だからこそいいんだ」


ハク「それより何の話をするんだよ」

ユン「本当ね。つまんなかったら寝るよ」

そんなことを言いながら寝る準備をしていると
ジェハから発せられた言葉に少し驚き一度止まる

ユン「…もう一回言って」

ジェハ「だから、A君の話だよ」

ジェハだからどうでもいい話だと思ったけれど
Aに関係するなら別だ

ハク「…少し面白そうだな」

ハクも同じことを思ったらしく態度が少し変わる


ユン「じゃあ聞くよ」

Aは人に問い詰められた時以外あまり自分の話をしないので
これはAのことを知るいい機会なのかもしれない



ジェハ「実はね、A君はシンア君のこと好きなんだよ」


ユン「は…？」

突然のカミングアウトについていけずにこれしか言葉が出なかった

ほかのみんなも同じようにぽかんとしている


キジャ「シ…シンアをAがだと？」

ハク「落ち着け白蛇。こいつの嘘に決まってるだろ」

確かにあのジェハだ。嘘の可能性のほうが高い


ジェハ「本当だってば…本人から聞いたんだよ」

ゼノ「信じられないな〜」


ジェハ「…とにかくA君を見てれば分かるから」

ユン「…分かったよ」

こんなに必死のジェハも久しぶりだから
少し信じてみようか…そんなことを思い始める


ジェハ「あ…A君とシンア君にはいわないでよ」

…やっぱり信じていいのか…？

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