検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:422 hit

俺の血 ページ3

夜、奇妙な足音で目が覚めた。


下の店の方からだった。



小物屋のため、金目の物はわんさかある。


窃盗だったらどうしよう、と思いながら、ひんやりとした廊下を歩く。



空気はじめじめとして気持ち悪いが、廊下は冷たくて気持ちがいい。



店を見たら廊下で寝ようか、


呑気なことを考えていた。



ギシギシと音の鳴る、少し古い階段を降り、店へと繋がる戸を開けた。



その瞬間、


自分の顔のすぐ鼻先に、面のような顔があった。


例えるなら、一度だけ店の主人に誕生日祝いとして連れていってもらった、劇場に出てくる鬼のような顔だった。



だが、その顔も夢だと言わんばかりに、すぐ消えてしまった。

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←俺のこと



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:鬼滅の刃 , 鬼殺隊 ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あの時、空は蒼かった | 作成日時:2019年12月26日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。