三十五話 ページ36
『一面地雷原！！！ 怒りのアフガンだ！！』
「体育祭にいくらかけてんだろ…。いややっぱいいや、どうせ想像が付かないくらいにゼロが並んでんだろ庶民が気絶する値段なんだろ？」
そんな馬鹿らしいことをぶつぶつと言いながら、悠花は何人かの生徒を追い抜いた。
そして、轟の隣に並ぶ。
「やっほー轟くん。お元気？」
「っいつの間に、」
そこに、もう一人。手のひらを爆発させながら並び立つ男子生徒。
「てめェ、宣戦布告する相手を、間違えてんじゃねえよ！」
「あらかっちゃん」
「かっちゃん言うな！！！」
怒鳴りつける爆豪。笑う悠花。
何故か悠花は、爆豪がキレるほど大笑いする。
理由は謎だ。
お互いにお互いを妨害しながら、悠花は爆豪と地雷を見て口を開いた。
「んー……やっぱ爆発系は対処し辛いなあ……無差別発砲自動砲台とかの方がまだマシだよ。余程の攻撃密度がなきゃ避ければいいんだし。そもそもある程度の質量があれば、基本止められるし。でも服破れるのはアウト？ ってか服破れた女子が男子二人に“個性”で攻撃されてるってもう絵面が犯罪か。ねえ爆豪くんどう思う？」
「ぺらぺら喋んなうっせえぞ金髪女！」
「酷いわ貴方！ なんてことを言うの！？(裏声)」
「きめえ」
「マジレスやめない？」
コロコロと分かりやすく表情を変えながら話し続ける悠花。
そんな時。後方で爆発音。
先頭の三人を追い抜く緑谷。
「……大胆な策を使うねえ」
(流石は主人公だよ、緑谷くん)
悠花は、他二人と違って敢えて何もせず、そのままゴールした。
『今一番にスタジアムへ還ってきたその男
____________…緑谷出久の存在を！！』
朝霧悠花。
第一種目・障害物競走。
結果：２位
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9Sに殺されたいロリコン - いろんな人が作るんだね。3個目だよ (2019年7月29日 11時) (
レス) id: 9cf5f7dc68 (このIDを非表示/違反報告)
チルチルノ - これ確か似たようなやつあったような。。パクられたのかパクったのかよくわかんないや笑もしかして、作った作者さんが同じ？ってことはなさそ (2019年6月3日 11時) (レス) id: 803f5d1a59 (このIDを非表示/違反報告)
rottie(プロフ) - 名前が変更できないのがちょっと残念でした。 (2019年3月26日 21時) (レス) id: fdee528653 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺青 | 作成日時：2019年1月15日 20時
