十九話 ページ20
一通り指示を出した相澤は、ゴーグルをはめて敵の集団に突っ込む。
その手際に感心しながら、興奮気味に分析する緑谷。それを余裕のない声で諌める飯田。
一方で、悠花は混乱しながらも必死に考えていた。
(私なんていう異分子が存在する時点で、ここは「『僕のヒーローアカデミア』という作品の世界」ではない、「それに似通った何か」になっている。だから何らかの違いが起きるのは想定内だ。でも、)
まさか、
まさかここまで、大きなズレが生じるとは思わなかった。
いや、こんなのは言い訳だ。今考えるべきはそれじゃない。
全く同じ姿の脳無が二体。恐らく能力もほぼ同等。つまり、原作通りに事を進めようとすれば敵優勢。
もしかしたら、だれか死ぬかもしれない。
そんな最悪の未来が頭に浮かぶ。
ならどうする。簡単だ。
自分が、ヒーロー側の戦力になればいい。
せめて、一体だけでも、自分が脳無を引き付ければいい。
そう判断した悠花が顔を上げると、いつの間にか目の前に迫る黒霧。
「私の役目はこれ」
(黒霧さん……ここでは怖いけど、すまっしゅではオカン枠なんだよなあ)
散らして 嬲り 殺す
「流石は、
悠花は、【人間失格】を発動せず、そのままワープに飛ばされた。
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9Sに殺されたいロリコン - いろんな人が作るんだね。3個目だよ (2019年7月29日 11時) (
レス) id: 9cf5f7dc68 (このIDを非表示/違反報告)
チルチルノ - これ確か似たようなやつあったような。。パクられたのかパクったのかよくわかんないや笑もしかして、作った作者さんが同じ？ってことはなさそ (2019年6月3日 11時) (レス) id: 803f5d1a59 (このIDを非表示/違反報告)
rottie(プロフ) - 名前が変更できないのがちょっと残念でした。 (2019年3月26日 21時) (レス) id: fdee528653 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺青 | 作成日時：2019年1月15日 20時
