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誕生日当日。
秋ちゃんとのデートの前に、
章ちゃんは私の家に来ると
安「お誕生日おめでとう！！はいっ！！」
満面の笑みで、小さな箱を渡してくれた。
『章ちゃん！ありがとう〜！！』
そのまま、箱を受け取って中を開ける。
『可愛いっ！！』
中から出てきたのはピンク色の香水。
安「んふふ〜いい匂いするんやで？」
章ちゃんは私の手から香水をとって
シュッと私にかける。
その瞬間、香る優しい甘い香り。
『章ちゃんありがとう！大切にするなっ！！』
そう言った私に章ちゃんはニコニコ笑って頷いた。
精一杯のオシャレをして、
大倉くんとの待ち合わせ場所のカフェに向かう。
『大倉くんっ！！』
私の声に気づいて、大倉くんは私に手を振る。
私服…カッコよすぎへん…？？
お店の女の人達が大倉くんをガン見している。
そんな中、大倉くんは私だけを見ていて、
何だかそれが嬉しかった。
大「パッピーバースデー！！」
満面の笑みで、大倉くんが叫ぶ。
『ありがとうっ！！』
私もつられて笑うと
大「可愛すぎる…」
そう言って大倉くんが手で顔を隠した。
その言葉と仕草に、
私も恥ずかしくなって、ドキドキして。
『大倉くんもっ…カッコイイで…？』
勇気を出してそう言うと、
大倉くんの顔が真っ赤になった。
その顔を見て私が笑うと、
大倉くんも笑う。
大「俺ら恥ずすぎ(笑)はい、プレゼント」
大倉くんは、大きな袋を私に渡すと
大「開けて開けて！！」
そう言って私に催促する。
ワクワクしながら袋を開けると、
中には可愛いテディベア。
『可愛いっ…！！ありがとうっ！！』
『ほんまに嬉しい…』
嬉しすぎて、私はテディベアをぎゅっと胸にだく。
大「喜んでもらえて良かった〜〜」
大倉くんは安心したように笑って
大「女の子にプレゼントとか初めてやねん…俺」
恥ずかしそうにそう呟いた。
え？そうやったん…？？
てっきり慣れてるんかと思った…。
大倉くんが真剣に悩んで選んでくれてるところを
想像すると、余計にこのクマが大切に思えてくる。
『宝物にするね？』
そう言った私に、
大倉くんは満面の笑みで、頷いた。
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らて(プロフ) - ぁぃさん» ありがとうごさいます！嬉しい限りです。 (2018年4月28日 23時) (
レス) id: a2187c7c95 (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃ(プロフ) - 完結おめでとうございます！ ドキドキ、時折胸を詰まらせながら、読ませて貰いました。毎回更新の通知が来るたびに胸を弾ませながら、開きました（笑）ありがとうございました！ (2018年4月27日 21時) (レス) id: eebd28a987 (このIDを非表示/違反報告)
ジャム - ２6から先が文字がなく、次のページにいけないんですが、どうすれば良いでしょうか？ (2018年4月15日 11時) (レス) id: 1019fe2479 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らて | 作成日時：2018年4月10日 21時
