＿＿special 2 years (ページ50)

今日:27 hit、昨日:0 hit、合計:62,441 hit

50 ページ50

(you side)

質問が終わって、メンバーがはけていく。

次は、私のソロ曲披露だ。

ちょっと切ない恋の曲。

メンバーの前で歌うのも初めて。

ギターを構えると、

メロディーが鳴り始めた。

あんなに緊張していたのに、

今は、歌を届けたい。

私の歌を聴いてほしい。

ただそれだけしか考えてなかった。

『いつか君に届くまで～♪』

マイクを離して、深くお辞儀をする。

顔を上げると、たくさんの人が

私に拍手を向けてくれていた。

メンバーの方を見ると、

みんな笑顔で拍手してくれている。

『良かった』

会見が終わると、

メンバーのみんなが笑顔で私を囲んでくれた。

渋「良かった！！ほんまに！」

横「最高やったで」

村「お前のファン、いっぱいできるわ！」

丸「売れるで～！！」

安「100点やったで！」

錦「これから、よろしく」

そう言って差し出れた錦戸さんの手を

ぎゅっと力を込めて握り返した。

大「明日から忙しなるわ～太陽のせいで！」

大倉さんが、私の頭をワサワサと撫でる。

私は本当に恵まれてるな…

こんな素敵なメンバーに巡り会えて。

『改めて、よろしくお願いします！！！』