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25.(you side) ページ25
(you side)
安田さんが私を認めてくれた。
たった一人、認めてくれただけで
こんなにも嬉しくて安心するんだ。
そのまま、安田さんはご飯に連れて行ってくれて。
安「いっぱい食べ〜〜」
ふわふわと笑って私にメニューを差し出してくれる。
やっぱり良い人だ。
『あの…俺のせいで、みなさん…』
安「あ〜。まあな。みんなも太陽のこと知ったらわかってくれると思う」
安「俺も、あん時はごめん。」
安田さんはぺこりと頭を下げて、
私に謝った。
『そんな、安田さん顔上げてください…！』
安「うん…。あっ！タメ口でいいし、さん付け禁止」
いたずらっぽく笑った安田さん。
『じゃあ…章ちゃんで』
遠慮気味に呼んだ私の声に
嬉しそうに頷いてくれた。
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作者名：らて | 作成日時：2018年4月4日 20時
