＿＿special 2 years (ページ18)

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18.(you side) ページ18

(you side)

こうなる事は分かっていた。

認めてもらえないことも、

反対されることも。

でも…

『ちょっときつかったな』

胸ぐらを掴まれた時、本当は怖くて足が震えていた。

こんなことで怖じけてたらあかん。

『頑張ろう。認めてもらおう。』

自分を奮い立たせるように両手で頬を叩いた。

社長室を出ると、ゆきさんが立っている。

ゆ「頑張ったね。でもここからだよ。」

『はい…』

ゆきさんに連れられて、ダンススタジオに入る。

『ダンス、一応やったことあるんです。』

小学生から高校生まで。

太陽と2人でダンススクールに通っていて、

何度か大会で優勝もしたことがあった。

ダンスにはそこそこ自信があるけど…

『ハァハァ…やば…』

先「休憩。体力はないけどかなり上手だね。」

先生が笑顔で褒めてくれたおかけで、またやる気が上がる。

先「記憶力はある方？」

『そこそこ…』

先「じゃあ大丈夫。すぐ追いつくよ。」

先生に背中を叩かれて、私はまた立ち上がった。

早く追いつかなきゃ。