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家に帰って、もう一度メールを読み返す。
何度見たって同じだってわかってるけど…。
でもやっぱり本人の口から聞かないと信じられなくて。
気が付けばコールボタンを押していた。
��truuuuuuu....truuuuuuuuu....��
無機質な音が5回ほど鳴り響いた後、
「もしもし？姉ちゃん？？」
久しぶりに聞く弟の声が聴こえた。
『メール、見た。ほんまなん？』
「ふっ」
久々に話す私の関西弁に弟は少し笑う。
「ほんまやで。姉ちゃん、大事な話あるねん。一回日本戻ってきてくれへん？」
真面目な声でそう言った弟に、嫌な予感がして。
『わかった…。』
私はそう答えるしかなかった。
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作者名：らて | 作成日時：2018年4月4日 20時
