心因性難聴（T.K）※リクエスト ページ10
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高橋side
今日も執拗く身体にこびりついた色々な色の
カラースプレーのインクを
お風呂でゴシゴシと何度も擦る。
恭「ッ、全然落ちひんやん…!!」
今まで掛けられたカラースプレーのインクも
落ち切らずに薄ら残ったものが日々重なっていく。
ここ最近、
毎晩名前も学校も知らない男子高校生たち5人組に
嫌がらせを受けていた。
赤や青、緑、紫のカラースプレーをかけられて
好き勝手に遊ばれる。
お陰で服はほとんど
使い物にならなくなっていってる。
高校生たちはどうやら
大吾くんやりゅちぇ、謙杜のファンらしく
メンバーに相談するのも気が引けた。
あの3人は何も悪くないのに
日々浴びせられる暴言や暴力のせいで
3人に会うのも気まずくなり始めてる。
痛みを感じるほど擦っても落ちないインクに
イライラしながらお風呂から上がり
ベッドに入って横になった。
明日はメンバーとの雑誌の撮影がある。
その夜は決まったように
また嫌がらせを受けるんや…。
このまま時間が止まって
明日が来なければいいのに。
・
昨日の自分の願いも儚く散り、
新しい朝が来てしまった。
重だるい身体を引きずりながら
服を着替えて適当に髪をいじって家を出た。
撮影場所であるスタジオの控え室に入ると
既に大橋くんと大吾くんとりゅちぇが来てた。
恭「おはざーす」
和「おはよ！」
大「おはよ〜」
流「おはようー」
形式的な朝の挨拶をして
定位置になりつつある場所に荷物を置いて
近くのソファに座った。
大吾くんが早速ちょっかいをかけようとする
気配を何となく察して
シャットアウトするようにイヤホンを付けた。
そんな俺の仕草に気を遣ってくれたようで
そのまま大吾くんはりゅちぇの方へ移っていった。
もしかしたら
嫌な気持ちにさせちゃったかもしれへんけど
今大吾くんと話すと
俺が嫌なことを言っちゃいそうやから…。
後から謙杜、みっちー、丈くんも揃って
衣装に着替えたり、メイクをしたりして
スタジオへ移動した。
ここからは私情を挟んだらあかん。
カメラマンさんから
「真ん中に寄ってくっついて」と指示があり
隣に立つ謙杜が俺の肩に腕を回してきた。
それだけでも、変に意識しちゃってたけど
謙杜は当然そんな事情は知る由もないから
きっと何も感じてないと思う。
早く終われ…っていう気持ちと
終わったらまた嫌な時間が来るという葛藤で
吐き気がしそうなほど心が重かった。
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きき(プロフ) - さむさん» リクエストありがとうございます！承知しました！次の章で順番に書かせて頂きますね！ (4月8日 21時) (
レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - はるきさん» リクエストとコメントありがとうございます！承知しました！次の章で順番に書かせて頂きますね！ (4月8日 21時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
さむ(プロフ) - リクエストをしたいのですが、閉所&暗所恐怖症の流星くんがエレベーターに閉じ込められて過呼吸になってしまうお話が読みたいです。助ける相手はお任せします！これからもお話楽しみにしています！ (4月7日 18時) (レス) id: d201bfdb69 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - ききさん» 助ける役の3人はかなりキレてる状態で新人スタッフ達も怖がってしまう感じです。新人スタッフ達の攻撃は脱退と退所しても続く。理由は面白い遊びだから。最後は3人の説得で丈くんは復帰する展開です。病名は男性恐怖症です。4章お疲れ様でした。5章も頑張ってください。 (4月7日 17時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - ききさん» 新人スタッフ達は4人で全員男で19歳。彼らは長尾、流星、西畑の大ファンで大好きで丈くんが大嫌い。場所は地下5階の倉庫で時間帯は深夜。彼らは3人の前では優しい人を演じるため悪事がバレにくい。理由は丈くんを追い出して3人との充実した幸せの時間を過ごしたいから。 (4月7日 17時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きき | 作成日時：2024年3月12日 22時
