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西畑side
大「ん…」
柔らかい光を感じて目が覚めると
ツンと鼻を刺激する消毒っぽい匂いがした。
見覚えのない天井とベッド
…あぁ病院か
ベッドサイドからの明かり以外は全部暗くて
周りを見回してもガランと暗い影ばかりだった。
大「ッい、たー…」
身体を起こそうと上半身に力を入れるものの
頭がまた痛くなってベッドに逆戻り。
倒れる前よりも身体は軽いし
頭も身体に力を入れなければ痛くないし
随分と楽になった。
病院ってすごいんだな。
もっと早く来れば良かったなんて
だいぶ無責任なこと思ってると
流「大ちゃん！起きてたん？」
丈「良かった良かった」
和「心配したんやで？」
突然病室のドアが開いてみんなが入ってきた。
丁度みんなも今来たところかな…？
恭「体調もう大丈夫なんすか？」
大「うん、だいぶ楽になった」
謙「頭痛かったんでしょ？」
大「ちょっと前からね。でも今、ここ最近の中で1番痛くない」
流「だから言ったやん。薬飲みすぎやって」
大「え、薬のせいなん？」
流「それ以外に何があるん？」
鎮痛薬やったのに飲みすぎたら頭痛くなるなんて
そんなことあるんか…？
丈「頭痛薬飲みすぎると、神経が敏感になってより痛みが酷く感じるんやって。下手すると命に関わることもあるから絶対にやめろって」
流「オーバードーズって言うんやって。飲まへんと痛くなるって過剰に思いすぎたり、薬が手放せなくなるくらい不安になったり、最近の大ちゃん明らかにそれに近い様子で変やったもん」
変やった…？俺が…？
言われても自覚はなかった。
駿「もう絶対にしないでね？ほんま、怖かったんやから…」
大「ごめん。もうしない。助けてくれてありがとう。」
流「みっちーにだけでも言うといて良かった。大ちゃんの異変にすぐ対応してくれたから…」
大「みっちー知ってたん？」
駿「直前にたまたま流星くんから聞いたんです。ずーっと流星くん、大吾くんのこと見てたから」
それだけ流星にはより心配かけちゃったんやな。
大「申し訳ない。色々気にしてくれてありがとう。」
流「しばらくは頭痛くなるかもやけど、絶対に薬は飲まないこと。しんどかったら俺らにいつでも言って？痛みを無くすことは出来ひんけど、一緒に向き合うことは出来るから…」
ぎゅっと手を握りながら伝えてくれた
流星の言葉は温かくて
どんな薬よりも楽にしてくれた。
メンバーの存在が俺の特効薬やな。
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きき(プロフ) - さむさん» リクエストありがとうございます！承知しました！次の章で順番に書かせて頂きますね！ (4月8日 21時) (
レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - はるきさん» リクエストとコメントありがとうございます！承知しました！次の章で順番に書かせて頂きますね！ (4月8日 21時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
さむ(プロフ) - リクエストをしたいのですが、閉所&暗所恐怖症の流星くんがエレベーターに閉じ込められて過呼吸になってしまうお話が読みたいです。助ける相手はお任せします！これからもお話楽しみにしています！ (4月7日 18時) (レス) id: d201bfdb69 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - ききさん» 助ける役の3人はかなりキレてる状態で新人スタッフ達も怖がってしまう感じです。新人スタッフ達の攻撃は脱退と退所しても続く。理由は面白い遊びだから。最後は3人の説得で丈くんは復帰する展開です。病名は男性恐怖症です。4章お疲れ様でした。5章も頑張ってください。 (4月7日 17時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - ききさん» 新人スタッフ達は4人で全員男で19歳。彼らは長尾、流星、西畑の大ファンで大好きで丈くんが大嫌い。場所は地下5階の倉庫で時間帯は深夜。彼らは3人の前では優しい人を演じるため悪事がバレにくい。理由は丈くんを追い出して3人との充実した幸せの時間を過ごしたいから。 (4月7日 17時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きき | 作成日時：2024年3月12日 22時
