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藤原side
少しゆっくりめの朝。
アラーム音で目が覚めて
そのまま仕事に行く準備を始めた。
今日は振り入れやから
部屋着からリハ着に着替えた時
チラッと昨日貼った湿布が見えた。
丈「あぁ…そっか…怪我したんやった…」
もう痛くないななんて思って湿布を剥がすと
顕になった痛々しい大きなアザ。
まだ腫れもそんなに引いてなくて
思ってたよりも酷そうな見た目をしてる。
見た目ほど痛くないけどな…なんて思って
触ってみたら
丈「いﾞッ…!!」
昨日に似た酷い痛みが走った。
触ると痛いけど、動く分には痛くなかったから
そのまま湿布を貼り替えて着替えた。
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事務所のダンスレッスン室へ向かうと
廊下を歩く見覚えのある背中が見えた。
丈「おはよう。恭平」
恭「あ、丈くん。おはざっす」
丈「今日は遅刻せえへんかったな笑」
恭「そんな毎日遅刻してる人みたいな言い方しないでくださいよ笑」
丈「え、ちゃうん？」
恭「ちゃいますって笑」
朝から恭平にだる絡みをするものの
そんなだる絡みも
嬉しそうに返してくれるのが恭平の優しいところ。
恭平と一緒にダンスレッスン室に入ると
先に大吾と大橋とみっちーが来てた。
振り入れが始まるまで
靴を履き替えたり、ストレッチをしたりと
各々の時間を過ごして準備をした。
ストレッチの間も
アザに触れなければ全く痛くはなかったから
変にメンバーやスタッフさんに心配かけるのも嫌で
怪我のことは誰にも言わずいつも通りに過ごした。
後にもっと心配をかけることになるとは
思ってもみなかった。
・
高橋side
振「1.2.3.4…」
新曲の細かいステップの動きに格闘中、
隣に立つ丈くんから
激しめの息切れの声が聞こえてきた。
確かによう動いてるけど
そこまで息切れするほどでもないように思えたから
気になって丈くんの顔を覗き込んだ。
丈「ﾊｧﾊｧ…なに？」
恭「いや…なんか疲れてそうやなって…」
突然覗かれたことを不思議そうにする
潤目の丈くんと目が合った。
なんか…調子悪そう…
何となくの勘が働いた。
朝は元気そうやったのにな…
丈「ﾊｧ…このステップの動き、苦手っぽいわ…笑ﾊｧﾊｧ…」
笑って誤魔化してる丈くんやけど
きっと自分でも不調に気づいてるはず。
恭「ちょっと休む？」
丈「まだ大丈夫…ﾊｧﾊｧ…」
全然大丈夫そうや無いのに
"大丈夫"なんて強がる丈くん。
俺が休みたいことにして
半ば強引に休憩時間を貰った。
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きき(プロフ) - さむさん» リクエストありがとうございます！承知しました！次の章で順番に書かせて頂きますね！ (4月8日 21時) (
レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - はるきさん» リクエストとコメントありがとうございます！承知しました！次の章で順番に書かせて頂きますね！ (4月8日 21時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
さむ(プロフ) - リクエストをしたいのですが、閉所&暗所恐怖症の流星くんがエレベーターに閉じ込められて過呼吸になってしまうお話が読みたいです。助ける相手はお任せします！これからもお話楽しみにしています！ (4月7日 18時) (レス) id: d201bfdb69 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - ききさん» 助ける役の3人はかなりキレてる状態で新人スタッフ達も怖がってしまう感じです。新人スタッフ達の攻撃は脱退と退所しても続く。理由は面白い遊びだから。最後は3人の説得で丈くんは復帰する展開です。病名は男性恐怖症です。4章お疲れ様でした。5章も頑張ってください。 (4月7日 17時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - ききさん» 新人スタッフ達は4人で全員男で19歳。彼らは長尾、流星、西畑の大ファンで大好きで丈くんが大嫌い。場所は地下5階の倉庫で時間帯は深夜。彼らは3人の前では優しい人を演じるため悪事がバレにくい。理由は丈くんを追い出して3人との充実した幸せの時間を過ごしたいから。 (4月7日 17時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きき | 作成日時：2024年3月12日 22時
