インフルエンザ（T.K） ページ1
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高橋side
何となく朝から喉が痛かった。
でもそれ以外は全然いつも通り元気やったから
まあ乾燥でもしたんやろうと
気にせず仕事現場に向かった。
今日はみんなで雑誌の撮影。
色々な企画に沿ったインタビューを受けた後、
仲良くくっついたり横並びで座ったりしながら
順調に撮影をしていた
…つもりやった。
恭「ケホッ…」
何となくやったはずの喉の痛みが
イガイガに変わって違和感が増した。
それに加えて頭も痛くなってきて
カメラのフラッシュを浴びる度にズキっと痛んだ。
なんか…調子悪いかも…
もしかして風邪引いた？なんて思いながらも
なるべく早く撮影を終わらせるために
一生懸命食らいついた。
大「恭平…？なんか顔赤ない？」
撮影も終盤に迫った頃、
隣にいた大吾くんに指摘されてしまった。
あぁ…やっぱり熱も出始めてるんかな…。
やんわり感じてた熱っぽさと倦怠感。
指摘されると余計に実感してしまうこの現象って
なんか名前でも付いてるん？
恭「そうっすか？照明のせいかな」
大「あんま恭平が顔赤なることないのに珍しいな」
まだちょっと疑われてそうやけど
撮影中だったこともあって
大吾くんの視線がまた正面に戻ったことをいい事に
アイドルの顔を作り直して再び撮影に臨んだ。
ス「以上で撮影を終わります！お疲れ様でした！」
ようやく撮影が終わった頃には
ほんまに全身が怠くて
その上なんか体の節々も痛いような気がして
本格的に体調不良を感じてた。
あんまり風邪とか引かんのに…。
普段熱とか出さない分、
1回出るとほんまにしんどく感じる。
早く家に帰って横になりたい…。
そう思って荷物の準備をしてると
和「…恭平、大丈夫？なんか調子悪い？」
恭「え…？なんで？」
和「何となく。しんどそうな感じがしたから」
そんなに俺って分かりやすいか…？
思わず自分の頬を手で触ると
その仕草でバレちゃったのか
「やっぱりしんどいんやろ」って問い詰められた。
なんかもう…早く楽になりたくて
なんも考えられん頭で
恭「うん…ちょっとね」
気付いたら心の声が出てた。
呟くような俺の声も
何故かそういう時だけみんな聞いてて
「それは早く帰らな」
「恭平が珍しいな」
「ずっと我慢してたん？」と
"過保護やで"って言いたくなるくらい
みんながバタバタと動き出した。
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きき(プロフ) - さむさん» リクエストありがとうございます！承知しました！次の章で順番に書かせて頂きますね！ (4月8日 21時) (
レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - はるきさん» リクエストとコメントありがとうございます！承知しました！次の章で順番に書かせて頂きますね！ (4月8日 21時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
さむ(プロフ) - リクエストをしたいのですが、閉所&暗所恐怖症の流星くんがエレベーターに閉じ込められて過呼吸になってしまうお話が読みたいです。助ける相手はお任せします！これからもお話楽しみにしています！ (4月7日 18時) (レス) id: d201bfdb69 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - ききさん» 助ける役の3人はかなりキレてる状態で新人スタッフ達も怖がってしまう感じです。新人スタッフ達の攻撃は脱退と退所しても続く。理由は面白い遊びだから。最後は3人の説得で丈くんは復帰する展開です。病名は男性恐怖症です。4章お疲れ様でした。5章も頑張ってください。 (4月7日 17時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - ききさん» 新人スタッフ達は4人で全員男で19歳。彼らは長尾、流星、西畑の大ファンで大好きで丈くんが大嫌い。場所は地下5階の倉庫で時間帯は深夜。彼らは3人の前では優しい人を演じるため悪事がバレにくい。理由は丈くんを追い出して3人との充実した幸せの時間を過ごしたいから。 (4月7日 17時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きき | 作成日時：2024年3月12日 22時
