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道枝side
丈くんに…悪いことしちゃったかな…？
せっかく話しかけてくれたのに…。
今週入ったくらいから
何となく本調子やない日が続いて、
今日は朝から喉痛や頭痛、立ちくらみがあった。
多分風邪引く前かな…？
自分で体調管理さえちゃんと出来ひんことに
嫌気もさしてた。
控え室に戻ると、さっきは来てへんかった
謙杜と恭平も来てた。
丈くんは最初に座ったソファーから動かず
スマホを触ってた。
俺が控え室に入っても
気を遣ってくれてるのか
話しかけては来なかった。
ス「なにわ男子さん！お願いします！」
いいタイミングでスタッフさんが呼びに来て
撮影現場に入った。
今日はアイドル雑誌の撮影。
距離感も近くなる機会が多いから
気を付けないと…。
撮影が始まると
早速メンバーと肩を組んだり
膝の上に座ったりなど密着度の高いものを
要求された。
カ「いいですね！もっと道枝さんメンバーさんに寄って下さい！」
カメラマンに指示されて
気持ち中央に寄ると
丈くんの肩と俺の肩がぶつかった。
駿「…!!」
それだけの事に動揺して
途端に周りの目が気になった。
みんな…こいつら気持ち悪いとか
思ってへんかな…？
甘えてベタベタしてるの
不快に思われてへんかな…？
だんだん思考回路がネガティブな方へ走り
撮影どころではなくなった。
今自分がどんな顔を
カメラに向けてるのかさえ分からへん…。
丈「みっちーやっぱ今日変やで？」
駿「え…？」
丈「…1人になりたい日なんかなって思って、あんまり話しかけへんかったけど、ほんまは調子悪いんちゃう？あんまり顔色も良くないし…」
丈くんは真剣な顔で
すごく心配そうに聞いてくれた。
こういうすぐ気付いてくれるところも
丈くんの大好きなところ。
やけど…
今ここで甘えちゃったら
丈くんが誰かに悪く言われるかもしれへん。
そんな想いはさせたくなくて…
駿「大丈夫やで。何もないから心配せんで」
丈「大丈夫やないやろ。いつもやったらもっと頼ってくれるやん。ほんま、どうしたん？」
駿「やから…何もないって…！！しつこいよ！！」
丈「…!!俺は、みっちーのこと思って言ってねんで？しつこいはないやろ！」
駿「もう…うざいから放っておいてっ！！！」
俺が叫んだら
スタジオの空気が一瞬止まった。
あぁ…やらかした。
あまりの気まずさに顔を上げられへんかった。
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きき(プロフ) - 棗さん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月12日 11時) (
レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - リクエスト失礼します！丈くんが怪我を隠して熱を出しちゃうお話がみたいです。看病はきょへでお願いします！ (2月11日 7時) (レス) id: 79920699cd (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - シオリさん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - はるきさん» コメントとリクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - ききさん» 書いてくれてありがとうございます。良かったです。助ける役の3人がとてもかっこ良くて丈くんを助けるシーンは見ててキュンキュンしました。もう2章も終わりですね。お疲れ様でした。3章も頑張ってください。 (2月10日 11時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きき | 作成日時：2024年1月17日 21時
