リスカ（F.J）※リクエスト ページ43
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藤原side
「おい！何ボーッとしてんだよっ！」
「こっち向けよ！！」
乱暴な言葉と共に髪の毛を強く引っ張られ
無理矢理顔を向けさせられる。
同時に飛んでくる水風船。
それなりのスピードで飛んでくる水風船は
顔面に強く当たるとそのまま破れて水が弾けた。
ヒリヒリと顔が痛い。
「ハハハハハっ！情けねぇ顔！」
制服を着た男子高校生たちは
狂ったように大笑いした。
…何が楽しいんだか。
もうここ最近毎日
この人通りの少ない倉庫にやってきては
嫌がらせを受けてる。
最初の出会った日から
どれくらい経ったか…
「もしかしてなにわ男子の丈くんですか？」
「俺らなにわ男子のファンなんです！」
「大吾くんと長尾くんと流星くんのファンで！」
あんなに嬉しそうに話しかけてきた顔は嘘の顔で。
まんまとハメられた。
生1「その情けない顔、アイドルに向いてないから、ちゃんと綺麗にしてあげなくちゃね」
生2「アイドルは綺麗にしなきゃダメだよ〜」
今度は近くのトイレに置いてあった
モップを持ってきて顔に近づけられる。
丈「…やめッ!!」
生3「あれ〜抵抗したらどうなるか分かってんの？」
グッと後ろに両腕を固定されると
ビショビショに濡れたモップを
顔に押し付けられた。
丈「…ッッ、」
息を止めてても感じる酷い臭い。
生4「ほらほら！もっと綺麗にしなくちゃ！笑」
生3「感謝しなよ〜？」
生1「じゃあすすぎまーす！」
生2「いいじゃんいいじゃん！綺麗になった！笑」
丈「ッ!!」
モップが離されると
今度は水鉄砲で顔に水をかけられる。
息継ぎさえ許されへんくて苦しい…
丈「ﾊｧﾊｧﾊｧ…!!も…やめ…」
生2「口答えする気？」
急にさっきまでの笑ってた表情が一変した。
怒ると何をされるか分からへんくて
怖くなってそれ以上何も言えへんくなった。
生4「楽しい時間はあっという間だね。」
生3「また明日絶対来いよ」
生1「じゃーねー」
雑に突き飛ばされて床に叩きつけられる。
…今日のところは終わったらしい。
頭からつま先まで着てる服も全て
ビショ濡れでこの夜の時間帯には冷えた。
丈「ハァ…寒…」
しばらくボーッと座り込んでたけど
明日も早くから仕事やから
重い腰を上げて立ち上がった。
嫌がらせを受けるようになって
大吾も謙杜も流星も何も悪くないのに
3人の顔を見るとモヤモヤしてた。
悪いのは全部あいつらなのに…
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きき(プロフ) - 棗さん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月12日 11時) (
レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - リクエスト失礼します！丈くんが怪我を隠して熱を出しちゃうお話がみたいです。看病はきょへでお願いします！ (2月11日 7時) (レス) id: 79920699cd (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - シオリさん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - はるきさん» コメントとリクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - ききさん» 書いてくれてありがとうございます。良かったです。助ける役の3人がとてもかっこ良くて丈くんを助けるシーンは見ててキュンキュンしました。もう2章も終わりですね。お疲れ様でした。3章も頑張ってください。 (2月10日 11時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きき | 作成日時：2024年1月17日 21時
