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西畑side
しばらくしてステージから戻ってきた
丈くんと謙杜から
みっちーが不安そうに引き止めてきたことを聞いて
ベッドで休んでるみっちーを囲んで
少しでも安心してもらえるように声をかけた。
作ってるような笑顔で
頷いてきたみっちーは痛々しくて。
でも今、やらなあかんことがあるから。
みっちーが頑張って笑顔を見せてくれたのは
きっとそれを気にしてのことやから。
大「またすぐ戻ってくるな？」
一声掛けて衣装替えに向かった。
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道枝side
「俺たちが〜なにわー！」
「「男子ー！！！」」
大きな大きなコールが聞こえてきた。
あーあ、ほんまに最後出られへんかった。
アイドル人生最大の失敗や。
そんな自分に腹が立って、悔しすぎて
自分の残った力を使いたくなった。
近くに置いてあったマイクに手を伸ばした。
メンバーが「バイバーイ」「愛してるで！」と
最後の言葉を伝えてるのを聞きながら
駿「みんな、ありがとう！！」
力を込めて一言叫ぶと
届いたみたいでステージからの歓声が聞こえた。
まだ酸素の足らないやわな身体はその一言でさえ
ふらつかせたけど、
気持ちはスッキリした気がした。
謙「最高やん！みっちー！！」
和「めっちゃかっこいいやん！」
大「客席割れるか思たわ！笑」
ステージから降りてきたみんなは
とびきりの笑顔で褒めてくれた。
流「よしよし！よく頑張りました…！！」
恭「偉かった偉かった！」
丈「今日で更にファン増やしたな！笑」
子どもに頭を撫でるかのように
みんなでくしゃくしゃに頭を撫でてきた。
駿「も〜、やめてや！」
謙「寂しかったくせに」
自分で言った言葉を
思い出して急に恥ずかしくなった。
ほんまに不安すぎて
どうにかなっちゃいそうで
気付いたら口走ってた。
流「顔真っ赤っかや笑」
恭「可愛いやつやな〜」
駿「もうそれ以上言わんといて！」
両耳を手で塞いで、両膝で顔を隠すと
そっと触れてきた誰かの手。
丈「ほんまよう頑張ったよ。しんどい時はああやって甘えて、頼ってくれてええんやで？みんなが居れば何とかなるんやから」
その手は丈くんの手やった。
温かい手と言葉にまた涙が溢れた。
駿「ん…みんな、ありがとう…」
ぎゅっとみんなにくっつくと
「甘えたさんやな」なんて言いながらも
抱きしめ返してくれた。
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ななさん、リクエストありがとうございました！
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きき(プロフ) - 棗さん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月12日 11時) (
レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - リクエスト失礼します！丈くんが怪我を隠して熱を出しちゃうお話がみたいです。看病はきょへでお願いします！ (2月11日 7時) (レス) id: 79920699cd (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - シオリさん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - はるきさん» コメントとリクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - ききさん» 書いてくれてありがとうございます。良かったです。助ける役の3人がとてもかっこ良くて丈くんを助けるシーンは見ててキュンキュンしました。もう2章も終わりですね。お疲れ様でした。3章も頑張ってください。 (2月10日 11時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きき | 作成日時：2024年1月17日 21時
