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西畑side
ラジオの2本目の収録中。
目の前に座るはっすんの咳が止まらんくなった。
和「ｺﾞﾎｯｹﾎｯ…ｺﾎｯ…」
水を飲んでも治らない様子で
"ちょっと待って"と手を差し出されたのを見て
一旦収録を止めるようにお願いした。
大「大丈夫…やないよな…なんか温かい飲み物、持ってくるな」
少しでも焦る気持ちが収まるように
はっすんの肩をぽんぽんと軽く叩いて
ブースを出た。
和「ｹﾎｯ…ｹﾎｯｺﾞﾎｯ…」
ブースを出る直前も聞こえ続ける
はっすんの苦しそうな咳。
早くちょっとでも楽になってほしくて
駆け足で近くの自販機まで向かった。
何となくの勝手なイメージやけど
冷たい水よりは
温かいお茶とかの方がいいやろうと思って
お茶とココアを買ってブースに戻る。
和「ｹﾎｯ…ｺﾎｯｹﾎｯ…」
戻ってきてもまだ咳が続いてた。
大「はっすん、お茶とココア買ってきた。どっちでもいいけど、ちょっと喉温めたら楽になるんやない？」
はっすんに飲み物を渡すと
声は出せへんくても
律儀に軽く会釈はしてくれて受け取った。
お茶を飲んでしばらくすると
だんだんと治まってきた様子のはっすん。
和「ハァ…ありがとう…ｹﾎｯ…だいぶ良くなった」
大「ううん、ほんま大丈夫？今日はもう止めとく？」
和「大丈夫、あとちょっとやし、いける。スタッフさんもすみません！もう大丈夫そうなんで、続きお願いしてもいいですか？」
心配かけたくないのか
まだ本調子やないはずやのに
わざといつもの明るいテンションで周囲に伝えた。
そんな無理するから心配やのに…
再開した収録では何事もなく
無事に終わったけど
一旦止めた分取り返したい気持ちがあったのか
かなり吹っ飛ばしてたはっすん。
相変わらず声はガサガサやったけど
咳が出て止まらんくなることはなくて
そこだけはホッとした。
大「はっすん、今日はこれで終わり？」
和「うん、明日はダンスの振り入れやったね」
大「そうやね。今日はもうまじで無理しやんとってね。」
和「ほんまごめんね。色々と。明日の為にもちゃんとケアして行くから」
大「謝ることやないよ。明日また頑張ろ」
あんまり話し込んで
またしんどくなってもあかんから
早めにバイバイして帰ることにした。
明日には良くなってるといいけど…。
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きき(プロフ) - 棗さん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月12日 11時) (
レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - リクエスト失礼します！丈くんが怪我を隠して熱を出しちゃうお話がみたいです。看病はきょへでお願いします！ (2月11日 7時) (レス) id: 79920699cd (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - シオリさん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - はるきさん» コメントとリクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - ききさん» 書いてくれてありがとうございます。良かったです。助ける役の3人がとてもかっこ良くて丈くんを助けるシーンは見ててキュンキュンしました。もう2章も終わりですね。お疲れ様でした。3章も頑張ってください。 (2月10日 11時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きき | 作成日時：2024年1月17日 21時
