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長尾side
流星くんが電話してくれてる間も尚、
1人を囲んで4人が襲い続けてる。
謙「なぁ、あれって止めた方がいいよな…あのままやと死んじゃいそうやで…」
大「そうよな…でも、俺らで止められるかな？」
謙「大吾くんの撮ってる動画と警察を呼んだことを言えば止めるんちゃう？」
大「そんな、上手くいくかな…」
上手くいかへんかったら
俺らもやられるかもしれん…
そんな不安もあって
足がなかなか進まへんかったけど…
流「あと5分後に来るって」
大「ありがとう」
謙「あと5分なら持ってくれるかな…？」
流「…ねぇ、なんか…あの襲われてるの、恭平に似てない…？」
流星くんの呟きにゾッとして目を凝らした。
暗がりではっきりは見えへんけど
流星くんの言う通り
声や花火に照らされてぼんやり浮かぶ顔が
恭平にそっくりなように感じた。
謙「ほんまや…似てるな…」
大「でもまさか…そんな…」
流「やっぱ、行ってみよ！やばい気がする」
流星くんの一言が背中を押す言葉になり
助けに行くことにした。
謙「…っ、恭平…!!!」
大「おい！何してんねん！！」
流「今すぐ恭平から離れろっ！！」
近くなればなるほど、恭平に見えたその人は
ほんまに恭平やった。
でもボロボロで上裸にされた状態で
俺らの知ってる恭平やなかった。
生1「あーあ、もしかしてチクった？」
恭「ﾊｧﾊｧﾊｧ…言、ってへん…ﾊｧﾊｧ…」
生2「あほかよ！言ったら自分が痛い目みるだけなのに！笑」
流「何言ってんねん！！もう警察呼んだから」
大「君らのやってることも動画に残したから」
生3「は！？汚ぇぞ！」
謙「汚いのはどっちだよ…！！なんで、こんなこと恭平に…！！」
生4「人気が出てから調子に乗ってて、ムカつくからだよ！しかもこいつ、ちょっと殴るだけでビビった顔しちゃって面白いしさ！笑」
大「てめぇ！！」
流「あかん！！！こんな奴ら殴る価値もない」
謙「恭平！もう大丈夫やからな…？」
流星くんが
今にも殴りかかりそうな大吾くんを止めた。
こんな奴らであっても
俺らが殴ってしまえば問題になるかもしれへん。
俺も1発くらい殴ってやりたいくらいやったけど
そのやり場のない怒りの力を使って
ぐったりとした恭平を庇うように抱きしめた。
謙「…ッ!!」
恭平の肩は震えてて
お腹や胸の火傷は直視出来ひんほど酷かった。
無くなるわけではないけど
自分の着てた上着を被せて隠した。
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きき(プロフ) - 棗さん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月12日 11時) (
レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - リクエスト失礼します！丈くんが怪我を隠して熱を出しちゃうお話がみたいです。看病はきょへでお願いします！ (2月11日 7時) (レス) id: 79920699cd (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - シオリさん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - はるきさん» コメントとリクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - ききさん» 書いてくれてありがとうございます。良かったです。助ける役の3人がとてもかっこ良くて丈くんを助けるシーンは見ててキュンキュンしました。もう2章も終わりですね。お疲れ様でした。3章も頑張ってください。 (2月10日 11時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きき | 作成日時：2024年1月17日 21時
