暴力2（T.K）※リクエスト ページ29
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高橋side
恭「おつかれっした〜」
ラジオの収録が終わり
急いで荷物を取って部屋を出ようとした。
大「お疲れ、恭平。…もう帰るん？早ない？」
扉を開けると
今日一緒に収録した大吾くんが目の前におった。
いつもなら大吾くんの方が先に部屋を出るのに
今日は俺の方が先やった。
恭「大吾くんやっていつもこのくらいっしょ？」
大「まあそうやけど…なんか予定あるん？」
恭「うん、ちょっとね…じゃ、バイバイ」
大「バイバイ、気ぃ付けてな。」
大吾くんには申し訳ないけど
話をすぐに切り上げて局を後にした。
恭「○○公園まで…」
運「はい」
呼んでたタクシーに乗り込むと
言い慣れてしまった行き先を伝える。
どこの現場で仕事をしてても
最近帰りに行く場所はいつも同じ公園。
運「到着しました」
恭「ありがとうございます…」
今日もまた来てしまった…。
夜の20時ってこともあり
公園は人通りもなくシーンと静寂が響いてた。
自分の呼吸音しか聞こえないような所で
ベンチに座って人が来るのを待つ。
生1「おぉ、偉いじゃんちゃんと待ってたんだ笑」
生2「じゃあ今日も楽しませてもらいますかね。」
恭「…ッ、」
この辺の金持ちな生徒が通ってることで有名な
学校の制服を着た男子高校生4人組が俺を囲んだ。
先週くらいからこの公園で夜20時に来て
こいつらに毎日会ってる。
男子高校生の2人が提げてた
ビニール袋から花火を出てきた。
もう2人が俺の服を無理矢理剥がしてくる。
恭「…やめッ、」
生3「おい何だよ、言うこと聞かないつもりか？」
生4「いいの〜？メンバーに言っちゃっても」
恭「それはっ…」
生3「ふふ笑いい子じゃん」
思わず抵抗したけど、
メンバーに話すことを脅されて
仕方なく抵抗する手を下ろした。
1番最初にこの公園で
会った時のことがチラついた。
この公園で散歩してたら
いきなりぐるっと囲まれて殴られ蹴られ、
「明日からこの公園に来ないとメンバーを殺す」と
メンバーと一緒にいる俺の画像を見せて脅された。
メンバーに手を出されるのが怖くて
次の日からも毎日行くしかなかった。
この肌寒い時間帯に上裸にされた俺の体。
寒さも堪えるけど、
ここ最近一気に増えた火傷の方が痛かった。
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きき(プロフ) - 棗さん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月12日 11時) (
レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - リクエスト失礼します！丈くんが怪我を隠して熱を出しちゃうお話がみたいです。看病はきょへでお願いします！ (2月11日 7時) (レス) id: 79920699cd (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - シオリさん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - はるきさん» コメントとリクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - ききさん» 書いてくれてありがとうございます。良かったです。助ける役の3人がとてもかっこ良くて丈くんを助けるシーンは見ててキュンキュンしました。もう2章も終わりですね。お疲れ様でした。3章も頑張ってください。 (2月10日 11時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きき | 作成日時：2024年1月17日 21時
