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高橋side
流「あれ…？」
丈くんと大吾くんが
連絡してくれてるのを待ってた時
急に隣に座るりゅちぇから発せられた声。
恭「どしたん？」
本日二度目のりゅちぇに投げかける言葉。
さっきも右耳を触ってたけど、
今も右耳には手が添えられている。
流「ん…？」
恭「え、どしたん？」
俺の聞いた声というより
俺がりゅちぇに顔を近づけたことが
気になった様子で聞き返すりゅちぇ。
流「…何も、ないよ」
さっきよりも明らかに動揺した様子。
絶対何もなくない言い方に
心配な気持ちがぶわっと膨らんだ。
駿「え、なんかあったん？」
俺らの会話が気になったようで
俺らの前に座ってるみっちーが聞いてくる。
恭「いや、りゅちぇが…」
流「え…？ごめん、もう1回言って？」
恭「りゅちぇ…もしかして、聞こえへんの？」
耳を触りながら
聞き返してくる様子と、
いつもよりもワンテンポ遅く反応してくる感じが
聞こえてないように見えた。
流「なんか…右耳だけ、音が聞こえへん。」
駿「え！？大丈夫なん？」
恭「左耳は聞こえてるん？」
流「うん、全く聞こえへんわけやないから…左耳は大丈夫やと思う…」
急なりゅちぇの不調に
どうしたらいいんか分からんかった。
駿「大橋くん…！りゅちぇ右耳聞こえへんって！」
戸惑ってた俺に対して
みっちーが電話してへん大橋くんに伝えた。
和「え、どういうこと？」
流「そんな…大丈夫やから…」
そのみっちーの声掛けに謙杜も
連絡中の丈くんと大吾くんも
りゅちぇに注目したから
誤魔化し始めるりゅちぇ。
恭「全然大丈夫やないやろ。りゅちぇも診てもらわな。」
和「せやで、事故の怪我って身体のどこに来てもおかしくないし、後から重症になることもあるんやから…」
りゅちぇ自身が何よりも不安そうで
気付いたらりゅちぇを抱きしめてた。
恭「大丈夫やで？診てもらって何か分かった方が安心するやろ。」
流「…うん」
そのまま背中をさすると、震えてるのが分かった。
きっとりゅちぇ自身が1番心配やし不安やと思う。
早く安心させてあげて
耳も聞こえるようにしてあげたい。
大「流星、救急車2台呼んだから。このまますぐ病院で診てもらお。」
消防への連絡が終わった
大吾くんがすぐ声をかける。
流「ありがと…」
涙目のりゅちぇが
どこにも行かへんように
更にぎゅっと力を込めて抱きしめた。
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きき(プロフ) - 棗さん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月12日 11時) (
レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - リクエスト失礼します！丈くんが怪我を隠して熱を出しちゃうお話がみたいです。看病はきょへでお願いします！ (2月11日 7時) (レス) id: 79920699cd (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - シオリさん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - はるきさん» コメントとリクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - ききさん» 書いてくれてありがとうございます。良かったです。助ける役の3人がとてもかっこ良くて丈くんを助けるシーンは見ててキュンキュンしました。もう2章も終わりですね。お疲れ様でした。3章も頑張ってください。 (2月10日 11時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きき | 作成日時：2024年1月17日 21時
