突発性難聴（O.R） ページ26
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大西side
今日はメンバー全員でYouTubeの撮影。
珍しく外ロケで都外に来てるから
みんなちょっとテンションも高め。
今はマネージャーさんが
ロケ先まで運転してくれてるから
俺らは車内でのんびり好きなことをしてる。
流「写真撮ろ〜はいチーズ！」
唐突にそんな声かけをしても、慣れてるから
みんなですぐにぎゅっとなって
スマホの画面に収まる。
今度のブログの表紙にしようかな〜とか思って
写真を見返してる時。
ブーーーー！！！と前方から
クラクションを鳴らす音が聞こえた。
同時に大きく揺れる車内。
大「え、何！？」
和「みんな大丈夫？！」
マ「すみません…！前のトラックが横転して…巻き込まれそうになったんで急ブレーキ踏んでしまいました。」
謙「え、事故った？」
マ「こちらは大丈夫ですが、トラックから火が出てます…！ちょっと僕声掛けて来ますね。皆さんはここで待っててください。」
流「気を付けてな？」
後部座席からフロントガラスを覗くと
マネージャーさんがトラックの運転席に
向かって行くのが見えた。
トラックのガソリンタンクから
ドバドバとガソリンが漏れ出て、
後ろの部分から火が出始めてるのが見えた。
丈「これ結構やばいやつちゃう？」
大「火が出るって相当よな。」
駿「マネージャー大丈夫かな？」
ほんまはすぐに助けに行きたいけど
俺らが行くことで余計に周りがパニックになっても
足でまといになるだけやから
どうすることも出来ずにいた。
さっきの嫌なクラクション音が未だに
耳の中で響いてるような気がした。
次第に高い音に変わっていった。
…耳鳴りかな？
気になって右耳を触ってみるけど
ずっと響く高い音は変わらへんかった。
恭「りゅちぇ？どしたん？」
隣に座ってた恭平がすぐに察して声をかけてきた。
流「ううん、何でもないよ」
耳鳴りくらいで心配されたくなくて
咄嗟に何もないフリをした。
マ「運転手さんは怪我してますが、無事に外に脱出しました！警察と救急車をお願いできますか？」
丈「わかった！」
すぐに丈くんと大ちゃんが連絡してくれる。
俺はそれを火だるまになったトラックを横目に
ただぼーっと見ていると
流「あれ…？」
さっきまで鳴ってた耳鳴りが消えたと同時に
周りの音まで消えていた。
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きき(プロフ) - 棗さん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月12日 11時) (
レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - リクエスト失礼します！丈くんが怪我を隠して熱を出しちゃうお話がみたいです。看病はきょへでお願いします！ (2月11日 7時) (レス) id: 79920699cd (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - シオリさん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - はるきさん» コメントとリクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - ききさん» 書いてくれてありがとうございます。良かったです。助ける役の3人がとてもかっこ良くて丈くんを助けるシーンは見ててキュンキュンしました。もう2章も終わりですね。お疲れ様でした。3章も頑張ってください。 (2月10日 11時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きき | 作成日時：2024年1月17日 21時
