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大西side
突然丈くんが倒れた。
顔を真っ青にして
踊っただけの汗やない悪そうな汗で
髪の毛が濡れていた。
和「丈くん…!!丈くん…!!」
駿「きゅ、救急車…!!誰か…!!呼んでください!」
謙「丈くん…!なんで…？」
流「…もしかして俺の血がダメやったかな…？」
この間も大ちゃんの鼻血を見て戻してたし。
俺のせいでまた気分悪くなっちゃったかな…？
恭「それでもりゅちぇのせいやないからな？」
大「せやで。こればっかりは仕方ないことやから」
流「うん…」
せめてもと思い、
丈くんの冷たい手をぎゅっと握った。
すると手の中で微かにピクっと指が動いた。
流「丈くん…？分かる…？」
丈「…っ、ん…」
和「丈くん…!!気分は…？まだ気持ち悪い？」
丈「…ん、ちょっと…ね。俺、倒れたん？」
大「うん。つい5分くらい前に。救急車も呼んでもらってる。」
丈「まじか…ごめん」
目は覚めてもまだまだ顔色の悪い丈くん。
身体もまだ辛いのか、時折顔を顰めてる。
流「全然ごめんやない。俺もごめんね？びっくりしたやんな…」
丈「ううん…俺の方こそまじでごめん。流星も謙杜も痛かったのに、何も声かけれんと倒れるなんて最低よな。」
謙「そんなことないよ！！」
流「そうやで！ほんま丈くん何も悪くないから。とりあえず身体心配やから、ちゃんと診てもらお？」
丈「ありがと…」
身体を起こそうとした丈くんやけど
みんなで全力で止めて、救急車が来るまで
簡易ベッドに寝かせて待機した。
待ってる間に幾分か顔色は良くなって
指先にも血が通うようになったけど
ちゃんと病院で診てもらうことにした。
結果は迷走神経反射やった。
今まで血を見て倒れるとかなかったから
睡眠不足が原因やろうって。
ここ最近ほんまに忙しそうな丈くん。
今すぐ睡眠不足を改善するのは難しそうやけど
こればっかりは身体を優先しなきゃやから。
流「丈くん今日一緒に寝よ？」
丈「は！？」
流「だって寝なあかんのやろ？」
丈「寝るのくらい1人でできるわ！笑」
謙「ほんまに？笑」
丈「ほんま！」
流「トントンしたろか？」
丈「何歳児やと思ってんねん！」
点滴もしてもらいだいぶ元気そうになった丈くん。
流「でも…ほんま寝られへんかったら言ってや？家事でも本読みでも手伝えることはあるから。」
丈「おん、ありがとうな。」
そう言うと俺よりも大きな手で頭を撫でてくれた。
温かくて優しい手やった。
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きき(プロフ) - 棗さん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月12日 11時) (
レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - リクエスト失礼します！丈くんが怪我を隠して熱を出しちゃうお話がみたいです。看病はきょへでお願いします！ (2月11日 7時) (レス) id: 79920699cd (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - シオリさん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - はるきさん» コメントとリクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - ききさん» 書いてくれてありがとうございます。良かったです。助ける役の3人がとてもかっこ良くて丈くんを助けるシーンは見ててキュンキュンしました。もう2章も終わりですね。お疲れ様でした。3章も頑張ってください。 (2月10日 11時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きき | 作成日時：2024年1月17日 21時
