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長尾side
突然の大吾くんからの問い。
たくさん言い訳を頭の中で並べた。
「ちょっと疲れちゃっただけ」
「自分の時間が欲しくなっただけ」
「テンションが上がらなかっただけ」
どれも全然本音じゃなかった。
でもみんなを傷付けたくなくて。
困らせたくなくて。
みんなが納得してくれる理由を必死で探すのに
目の前は涙でぐしゃぐしゃで
頭の中も真っ白になった。
優しく背中をさすってくれる
恭平や流星くんの手が温かくて
早く縋ってしまいたくなった。
気付いた時には口を開いてた。
謙「"お前はいらない"とか…"長尾はお荷物"とか…言われて、"一緒にいるメンバーも可哀想"って…やから、…傍に居ったら迷惑、かけちゃうって思って…」
話す順番も滅茶苦茶で
何が言いたいかも定まらないのに
みんなは静かに優しく聞いてくれた。
大「誰やねんそんなこと言うやつ。」
丈「謙杜？よう聞け。謙杜は俺らにとって必要なんだよ。確かに、俺らのことなんて必要としてへん人も少なからず居るやろうけど、必要としてる人が目の前に居るんやから、それだけで謙杜がここに居る意味はあるんやない？」
謙「…っ、」
丈くんの言葉にもっと涙が止まらへんくなった。
丈「ようここまで1人で耐えたな。でも、せっかく7人で居るんやし、辛いことがあるなら7等分にして分け合おうや。」
そう言うと丈くんは
力強く俺の頭を撫でてくれた。
顔を上げると
和「ほんまその通りやで…」
謙「なんで大橋くんが俺より泣くん…笑」
俺以上にぐちゃぐちゃな顔の大橋くんと目が合い
思わず泣き笑いしてしまった。
流「珍しく丈くんがいいこと言ったのに台無しやん！」
丈「珍しくって何やねん！」
駿「流星くんが1番辛辣笑」
恭「何気に大吾くんもずっとウルウルしてるからね笑」
大「言うな言うな！我慢しててんから…！！」
流「あーあ、カオスや笑」
謙「ふふふ…笑 みんな、ありがとう。大好き！」
思いっきり心からの気持ちを叫んで
みんなの胸に飛び込むと
みんなもぎゅってくっついて
抱き締め返してくれた。
暑くてちょっと苦しいけど、
久しぶりの感覚がすごく嬉しかった。
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るるさんリクエストありがとうございました！
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きき(プロフ) - 棗さん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月12日 11時) (
レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - リクエスト失礼します！丈くんが怪我を隠して熱を出しちゃうお話がみたいです。看病はきょへでお願いします！ (2月11日 7時) (レス) id: 79920699cd (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - シオリさん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - はるきさん» コメントとリクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - ききさん» 書いてくれてありがとうございます。良かったです。助ける役の3人がとてもかっこ良くて丈くんを助けるシーンは見ててキュンキュンしました。もう2章も終わりですね。お疲れ様でした。3章も頑張ってください。 (2月10日 11時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きき | 作成日時：2024年1月17日 21時
