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長尾side
YouTubeの撮影中、
ずっと恭平のことを気にして見てたけど
やっぱり時折痛そうな時があるし、
動きにくそうな様子もあったから
声をかけようとした。
けど、恭平は「急いでるから」と
要件も聞かずに出て行った。
流「どうしたん？」
謙「え？」
流「いや今何か恭平に言おうとしなかった？」
謙「あぁ…なんか今日の恭平調子悪そうやったからさ…大丈夫か聞こうとしたんやけど」
流「あ〜なんか俺もテンション低いなとは思ってたんよね」
謙「やっぱりそうやんな。朝もだいぶゆっくり歩いてて、お腹痛そうやったんよね。」
朝のことを思い返しながら話してみるけど
やっぱり調子が悪そうやったと思う。
流「…今ならまだ間に合うくない？今日、マネージャーさんも別仕事で居らへんし、自分で帰るならまだ下に居るんちゃう？」
謙「でも急いでるって…」
大「流星！謙杜！帰らへんの？」
謙「帰るよ！」
流「やっぱり追いかけてみよ！」
大「え！？ちょ、流星…！？」
何を思ったのか
流星くんは俺と大吾くんの腕を引いて
一緒に部屋を出た。
謙「大吾くん完全に巻き込みやん笑」
大「え？え？ほんま何？」
流「ちょっと黙ってついて来れへんの？」
大「なんで怒られるん！？」
謙「不憫すぎる笑」
冗談半分のつもりやった。
下に着いても
「もう行ったね…」くらいやと。
間に合っても
「またね！」くらいやと。
恭「…ッ、お願いします」
痛そうにしながらお腹を庇って
タクシーに乗り込んだ恭平を見て
ただ事じゃない気がしだした。
タクシーが向かって行った方向は
恭平の家とは正反対の方面。
気付いた時には自分の身体が動いてた。
大「え、謙杜？どこ行くん！」
流「ついていこ！」
大吾くんと流星くんも一緒に
タクシーを拾って恭平を追いかけた。
何もなかったならそれでいい。
でも…何かありそうな…
よう分からへんけど
得体の知れない不安感が身体をすり抜けた。
恭平が乗ったタクシーは
ある商店街の入口で停まった。
ここの辺りの商店街は
この時間から入れるお店なんて限られてるのに…。
何の用事なんやろう…。
良くないと思いながらも
突き動かされる衝動のままにタクシーを降りて
恭平の背中を追いかけた。
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きき(プロフ) - 棗さん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月12日 11時) (
レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - リクエスト失礼します！丈くんが怪我を隠して熱を出しちゃうお話がみたいです。看病はきょへでお願いします！ (2月11日 7時) (レス) id: 79920699cd (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - シオリさん» リクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - はるきさん» コメントとリクエストありがとうございます！承知しました！移行先で順番に書かせて頂きますね！ (2月10日 22時) (レス) id: 8199ce4c47 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - ききさん» 書いてくれてありがとうございます。良かったです。助ける役の3人がとてもかっこ良くて丈くんを助けるシーンは見ててキュンキュンしました。もう2章も終わりですね。お疲れ様でした。3章も頑張ってください。 (2月10日 11時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きき | 作成日時：2024年1月17日 21時
