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色んなことを考えていると
あっという間に到着した
前に比べると少し人が多い
きっと金曜日ってゆうのと
前より時間が早かったからかもしれない
今の時間を確認して
とりあえず前のベンチに座った
.
.
.
.
「…来ないな。」
流石に体も冷えてきて
明日も午前中から仕事だし…帰るか。
あの子
薄着だったし
この辺りの人かなと思ったんだけど…
……ってゆうのは長い時間で考えて閃いたこと
いい線だったと思うんだけど。
また来るかは正直悩むけど………
会ってどうするんだろうってゆう疑問があるし
会った時の直感を信じるなら
深入りしない方がいいし。
.
.
.
そうこうしていると
手に握るスマホが震えだした
少し人から離れないと声でバレるから
足早にツリーを後にした
通話マークをスライドさせる
「もしもし
お疲れさま…」
……今……女の人とすれ違った
少し立ち止まって振り返る
.
.
.
.
「やっぱり!
そうじゃないかと思いました。笑」
まさかで会えたことの驚きと
向こうも気づいていたことの嬉しさとで
スマホを持つ手はぶらっと降りた
「もしもーし!
もしもーし!」
気がつけば
遠くから聞こえる音声を遮断するように
終話ボタンを押していた
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作者名:きき | 作成日時:2018年11月19日 21時