今日からよろしく【JK】

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JK「おはよう」



「…おはよう」



JK「Aヌナ元気ないけどどうかした？」



「あなたのせいでしょ…全然寝れなかった…」



JK「あ、昨日俺が言った家事全部終わらせたの？お疲れ」



「お疲れって……」



JK「うーん、まだ少しホコリがついてる、やり直し」



カーテンレールを触りながらグクが言う。




「いや、1日経てばそれくらいつくでしょ…」




JK「俺綺麗好きだからさ」




「この鬼…」



JK「何か言った？もっと家事やりたいの？」




「あーもう分かったって！黙ってやればいいんでしょ！」



JK「あーでも朝食先作って〜お腹空いた」




少しわがまますぎないでしょうかこのうさぎは。



確かに契約書にサインしちゃったけどさ？！




JK「早く朝ご飯作んないと掃除の時間無くなるよー？」



なんかにやにやしながら言ってるし！



これ完全に楽しんでるよね？！



もしかしてそういう趣味の持ち主なの！？






TH「Aおはよ！…ってどうしたのその顔？」



出勤するなりすぐにそんな言葉をかけられる。



「え、そんなに私の顔酷い？」



TH「うん、クマがひどい」



「はぁぁ」



TH「寝なかったの？」



「うん…家事があって…」



TH「そんなに？…まぁとりあえずこれ飲んで頑張りな？あんまり無理しすぎないでね」



テヒョンが暖かい缶コーヒーを渡してくれた。



なんて優しいんだ…今の私にはとても心に突き刺さる言葉と行動だ。



「ううテヒョンありがとう…天使…」



TH「天使？俺が？」



「うん、私の天使」



「いひひ、じゃあAも俺の天使！」



「何それ笑笑」



私もテヒョンに釣られて笑った。

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