今日からよろしく【JK】

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いつも通り誰もいない家に帰り、グクの帰りを待つ。





だけど今日はいつもとは違う。





今日、グクに想いを伝える。





昼間のグクと親しげに話してた女性の事を思い出す。




きっと振られる。




だけどそれでもいい。





振られたら私はこの家を出るつもりだ。





会社で会うことはしょうがないとしてこの気持ちに気づいた以上、さすがに毎日顔を合わせるのは辛い。







JK「ただいまー」





「…おかえり」





JK「何？元気ないけどどうしたの？」





「…ご飯食べて。終わったら話があるの」





JK「話？食べながら聞くよ」






「いや多分喉に詰まるから…」





JK「大丈夫だよ。てかそんなに重大な話？」





グクが食事を始める。




「うん」




深呼吸をして





「あのねグク」




JK「ん？」





「私グクが好き」





JK「ぶっっ」





ご飯を噴き出してゴホゴホと咳き込むグク。





「大丈夫？！だから食べ終わってからって言ったのに…」





JK「本気で言ってんの？」





「冗談でこんな事言わないしっ」





JK「何だよ我慢する必要なんか無かったじゃん」





「へ？」





JK「Aヌナ」





グクに来い来いと手招きされる。





テーブルを挟んでグクの向かいに座っていた私は立ち上がりグクのそばに行く。





そばに行くとぐいっと腕をひっぱられてグクの膝に座り込む形になった。





近付くグクの顔に戸惑う。





そしてそのまま甘いキスを唇に落とされた。

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