今日からよろしく【JK】

2 ページ2

？「…お…ろ…！」





「んー？うるさいなぁ…静かにしてよ…」





？「起きろってば！！」






「ああもう分かったから！そんなに揺すらなくても！」





ん？ちょっと待って、私、一人暮らしだよね？昨日ソウルに引越してきたんだよね？





誰が私に話しかけてるの…？






「きゃああああああ！！出たぁぁぁ！！」





？「うわっ！？」





私は枕をその幽霊に投げたあと絶叫して布団に潜り込んだ。




やっぱり事故物件だから安かったんだ！！





どうしよおおお





？「まさか俺の事幽霊だと思ってるの？笑」





「聞こえてない私には何も聞こえてない」





？「幽霊じゃないから安心して」





「…ほんとに？」





私は布団から顔だけ出して声の主を確認した。






何だこのイケメン。





そこには恐ろしいほど顔の整った男の人がいた。





うわぁ…こんなイケメン見たことないよ、、目がくりっくりっでなんかうさぎみたい。。。






？「俺の顔に何か付いてる？」





「あ、いや！そうじゃなくて、、どうやって家の中に入ったんですか？というか何者なんですか？！」






？「ふふっ、どうやってって言われてもここ






俺の家だし？」





「はい？」





意味が分からず思わず聞き返す。






JK「だから俺の家だって。ようこそルームメイト。俺はチョンジョングクだよ。今日からよろしく」





ルームメイトって…





「えええ？！？！？」






「ルームシェアって事？！そんなの聞いてない…！」





JK「契約書に書いてあったはずだけど？」




「え」




JK「心の声漏れてるよ？」





声に出してたことに全く気付いてなかった。。





契約書…格安物件という事に惹かれてろくに読まずにサインしちゃったんだよね。。。




私のバカ！




JK「格安物件だったでしょ？ここ。ルームシェアってだけじゃなくて、俺のご飯作ったりとか家事も全部やってもらうからね」





「なんでですか？！」





JK「そういう条件でこの物件安くしてるの〜」




「安くって…どういうことですか？」





JK「俺、このマンションの持ち主だからさ」





「へ？！」





まさかの返答に間抜けな声が出る。






そんな、、！このマンションの持ち主ってどんだけのお金持ち！？

3→←1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す