人嫌いなあの子はシェアハウスで暮らしている【着飾る恋には理由があって】 (ページ4)

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寺井｢あ、Aごめんなぁ、せや駿、Aに真柴ちゃんの事ゆうてへんかったわ｣

藤野｢あ……｣

洗面所から直ぐに戻ってきた私を見て2人は察したのか顔を見合っていた

寺井｢そんな顔せんでも、真柴ちゃんはええ子やから大丈夫やってきっと。な？(笑)｣

寺井さんは私の近くまで来て目を見てそう言ってくれた

藤野｢まぁ、俺から豆柴真柴に言っとくよ。その…Aの過去？｣

寺井｢言ってもええな？｣

藤野さんと寺井さんが真柴さんに私の過去について言ってくれるらしい

私は下を俯いたまま頷いた

藤野｢ご飯は？食べる？｣

A｢……大丈夫です｣

寺井｢お風呂は？あー、次羽瀬さん予約入ってるかな……｣

A｢……朝入るんで大丈夫です｣

寺井｢そっか、んじゃおやすみ｣

藤野｢おやすみ〜｣

私は2階にある自分の部屋へと向かった

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