-1- * 先生を知らないまま * ページ2
・
「先生ー。」
和也「んー?どうしたの?」
・
………分かってるくせに。
屋上の手すりに寄りかかってる先生は、
いつものように『くふふ』って笑った。
・
「…好きです。」
和也「知ってる(笑)」
・
未だに寄りかかったままの先生の腕に、
ギュウ、っと抱き締められながら、
今日もあなたにいつもの言葉を言った。
・
フワッ、と吹いた風は
私の鼻に先生の香りをくすぐらせて。
私の下ろしたままの髪を揺らした。
・
先生の、少し甘い香りが大好きで。
思わず、先生の唇を奪おうとしたら
ダーメ、って人差し指で私の唇を塞がれた。
・
「彼女だし、いいじゃん。」
和也「”期間限定”だよ?」
「それでも彼女だもん。」
和也「でもダメなの(笑)」
・
先生は、私を抱き締めたり、
私の……髪を触ったり。
私を知っているのに。
・
終わりの時間が来るまで、
私は先生を何も知らないまま、
ただの”生徒”に戻らなくちゃいけないの?
・
そんなの、絶対やだ…。
・
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亜希子(プロフ) - 良かったです。続きが気になります。先生との恋はどうなるのか更新待ってまーす(⌒0⌒)／~~ (2018年11月12日 22時) (
レス) id: 7fa4b72743 (このIDを非表示/違反報告)
紗乃(プロフ) - のんさん» 初めまして、のんさん!!コメント遅くなってごめんなさい><面白いと言って頂いて嬉しいです!!デートでも二宮先生がのんさんをキュンキュンさせますよ(笑)?更新頑張りますね!!応援よろしくお願いします!! (2014年10月13日 10時) (レス) id: a3a3dd65a9 (このIDを非表示/違反報告)
のん - はじめまして おもしろいでーーーす (2014年9月21日 14時) (レス) id: 22f383c8dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗乃 | 作成日時：2014年9月6日 11時
