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悪女だって構わない ページ11

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_ブラックローズ姉妹は人を何人も殺めている_









そんな噂が広まった。

監督生のときの噂とは規模が違った。










「やぁね、私がそんな事することないって分かるでしょ?」








「デマよ。
…………そんなに信じられない?」














と、双方とも完全否定している。


まぁ根も葉もない噂を信じる輩は少なかった。


でも信じている者もおり。



















「A先輩、そんな方だとは…」






「ベリーせんせー、なんかオレきらーい」













「あら、ジェイド君。
私のこと信じられないかしら…?」








「フロイド君……悲しいわ」









そう校庭で喋っているリーチ兄弟とブラックローズ姉妹。











「信じられませんよ…Aさん」







「悲しくてもオレ、どーでもいいし」













「あら、そう…。
私、ジェイド君なら信じてくれると思っていたわ…」






「……………そう…」










Aは涙目で、ベリーは泣きながらそう言う。
















「……状況は変わりませんよ
ですが、女性を泣かせてしまった事実がありますので少し僕の部屋でお話願えますか」








「うげ…、生徒の前で泣くとかダッサ」










「……えぇ、宜しくお願いするわ」






「ふ…フロイドくん……」












「では、ベリー先生。失礼します」
















そう言いジェイドとAはオクタヴィネルへ向かった。



















「ふぅ…着きましたね、Aさん。
監督生さんが流した噂についてですが、信じている輩はごく僅かです」



「えぇ。
あら、そうなのね」



「えぇ、中にはベリーさんのみが手を汚していただなんて噂も」



「……あら、それは予想外だわ。
教えてくれてありがとう、ジェイド君」








まぁ、先程のものは演技であるが。



リーチ兄弟はよく監督生に付き纏わられていた。



ジェイドは顔には出さないものの監督生を嫌っているのは周囲からすぐ分かるし、フロイドなんて今まで監督生に手を出さなかったのが奇跡というほど嫌っている。



Aもリーチ兄弟も監督生を嫌っているので、監督生を潰す作戦会議をしているのである。



何故ベリーが居ないかというとフロイドがベリーを異常に嫌いだからだ。
本人曰く存在自体が嫌いなのだと。
そんな2人が一緒に居たら作戦どころではないということでベリーが居ないのである。






「悪女は悪女のやり方で。」






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設定タグ:ツイステ , 逆ハー , 愛され   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:りあ | 作成日時:2022年5月27日 19時

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