純情 ページ16
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ルカSHIELD
最近、1年生がAに寄ってくるようになった。
特にエペルくんとジャックくん。
「Aは最近エペルくんやジャックくんと中が良いんだね」
「えぇ、ずっと着いてきてくれて可愛いの」
僕の方が長く居るのに…
なんて醜い嫉妬の感情は✕して。
今日も僕は彼女への気持ちを隠している。
「ふふ、それは可愛いね」
報われなくても良いから、ただそっと。
君を見守っていたいと思うよ。
「魅惑の君と至純の君！
ご機嫌いかがかい？」
「あら、ルーク。
とっても良い気分よ」
「僕もいい気分さ。
ルークはどうだい？」
「私もいい気分だよ！」
3人で微笑みながらそんな会話をする。
3のAは今日も平和。
「A先輩〜！」
「失礼します！」
な、はずだった。
「あらあら、大勢ね」
恐らく1年生が1クラス分Aの元へ来た。
「ジャックてめぇ…
昨日言ったことを忘れたのかよ…」
レオナは何を言ったのだろうね。
「あっ…すみませ…」
「どうして僕を見るんだい？」
まぁ、理由は分かっているけど。
ピリピリとした空気が流れる。
「1年生ちゃん達はどうしたの？
こんなに大勢で」
「あっ！購買の新作のドリンクなんですけど___」
Aがそう言うと1年生はわちゃわちゃと話だした。
「よろしくね？ジャックくん、エペルくん」
「………うっす」
「……はい」
末永く、ね？
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作者名：りあ | 作成日時：2022年5月27日 19時
