【wrwrd】A firm promise【企画】 (ページ2)

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ここに来てからというもの、忙しすぎて隠す隠さないという問題じゃなかった。
僕自身も気にしていられなかった。

まぁ、でもここの人達とはあだ名で呼べるくらい仲良く出来たと思う。

僕がここに来て、3日ほど経った時、この国に宣戦布告された。相手はよくここを敵視していた国。

その国との戦争準備にずっと追われていた。

「準備はいーい？」

『おっけー。いつでもいいよ、ロボロ』

もう、戦場は目の前だ。
今は指示待ち。
既に数人の人が部隊を連れて撹乱しに行っている。

ロボロとインカムを通じて話をする。
そろそろ指示が来そうだ。

「よし。Aくん、トントンと兄さんが遠距離攻撃するからそれのフォローね」

『よろ、こんでっ！！』

隠れていた草木から、身を乗り出し戦場に踏み入る。

トンさんと兄さんは木の上から銃を構え狙っている。
僕はそれのフォロー。

ゾクゾクとスナイパーを倒そうと人が寄ってくる。
でも正直、相手にならんのだ。

『ふふふっ、もっともっと！強くなくっちゃ！』

「Aくん。遊びすぎんようにな」

テンションが上がってきたところでトンさんに声をかけられる。
一瞬で冷静になった。

『はぁい。ごめんなさーい』

真顔に戻り、声の高さも低くなる。
こんな戦い、さっさと終わらせてしまおう。

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