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でも…一体、どこで？これを撮った奴は誰なんだ？
照「……」
深「おい照、これどういう事だよ、家族と一緒に居たんじゃないのかよ」
照「……」
深「おい答えろって！」
照「……」
佐「…どうしたんだよ照、黙ってないで説明してくれよ」
照「……家族とは一緒に居た、それは嘘じゃない」
深「じゃあ、コイツは何だって言うんだよ」
照「アイツは……翔太は、俺の幼馴染みだ」
深「えっ」
佐「それ、マジ？」
照「あぁ…家族ぐるみで仲が良くてさ、昔はよく遊んでたんだよ…昨日も、その一環で」
深「…じゃあ昨日電話で言ってたことは、半分ホントで半分嘘だったんだな？」
照「そういう事だ」
佐「えーっと…照は知ってたの？彼がIrisのトップだって事は」
照「いや…あの日まで知らなかった、まずこうしてチームに所属してることも知らなかった…だから昨日は真相を確認するためにも会っていたんだ」
深「……で、正しかったと」
照「あぁ、だから、それ以上は何も無いんだ」
佐「めちゃくちゃ仲睦まじく見えますけど？」
照「仕方ないだろ、実際仲良いんだから」
深「照……そのせいでトップ争いに支障なんて出さないよな？」
照「…当たり前だろ、翔太ともちゃんと約束はした……次に会ったときはそういう事だと思え、ってな」
深「…じゃあ良いんだ」
照「フッ、俺は絶対にヘマなんかしない…トップとしての意地とプライドがあるからな」
佐「そうこなくっちゃ！」
照「それじゃ、例のなりすましの件について調べていくか」
深「あぁ」
佐「あっ、それなんだけどさ」
照「何だ？」
佐「実はさ……」
・
舘「というわけで見つけたよ、あの一件に関わった人」
阿「ほらっ、そこに正座しな」
「うっ……！」
翔「……」
「も、申し訳ありません！……あの日の前日、突然連絡が来たんです…そいつは今○○ってチームに所属してる奴で…一度見栄を張って、自分はあのIrisに所属してると嘘をついたらしいんです
…ある日突然相手からIrisの制服を見せて欲しいと言われたそうでどうしても必要だから貸して欲しいと言われたんです…すぐに返してくれたんですけど、何か様子がおかしいと思ったら…まさかこんな事に…」
翔「…そっか」
「信じてください！そいつも最初はそんなつもりなかったんです、でも偶然街で出くわしたEl Doradoの奴らを見て行けるかもって過信したんです！」
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作者名：莎々 | 作成日時：2022年2月27日 16時
