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El DoradoとIrisは本当に今一番争っている二チームと言っても過言ではない程に対立状態にある
どちらかのトップをダウンさせることさえ出来れば間違いなく東京の暴走族チームとしてのトップを、今トップの奴はトップの中のトップの座に立てる
…なのに、そんなそれぞれのトップである俺らは絶賛恋愛中なんだぞ？
こちとら大切な人＝翔太を守るための強さを得るためにここで日々鍛錬を重ねていたらトップにまで上り詰めただけなのに
まさかの翔太までトップの座についてるなんて誰が思うわけ？
ていうかそれ以前に翔太がこういう暴走族のチームに所属している事すら俺は知らなかった
なんか今日のあのふっかに喰らわせた蹴り一発とか、幹部の二人に向ける目線とか……最近の俺が知っている翔太じゃなさ過ぎて…
俺の一番新しい記憶にいる翔太なんて常に可愛くてさ、どうしようもない程に愛らしい翔太しか居ないからショックがかさ増しされて…苦しい
俺は……一体これからどうしたら良いんだよ…
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阿「……ということで」
翔「…そっか」
阿「でも、そこで手を出したことは謝る、ホントにゴメンね？」
翔「まぁ良いよ、今回は許してあげる」
阿「！、良かった…」
舘「…でも、当たり前だけど翔太はそんな指示誰にも出してないよね？」
翔「当たり前じゃん、トップがルール破るとかチーム終わりじゃん笑」
舘「まぁそうだよねぇ…」
翔「でも、向こうのトップの言うとおり、そいつらが本当にうちの衣装を着ていたんだとしたら秘密裏に貸した奴がここに居るということは間違いないだろうね」
阿「基本辞めるときは衣装も置いて行く事がここのルールになってるから決してＯＢヅテになんて事も無いだろうしね」
舘「…探すしかないね」
翔「二人とも、必ず犯人捕まえてね！……じゃなきゃ、さっきの事容赦しないから」
阿「っ！……もちろん、必ず見つけるよ」
舘「翔太の信用を裏切るようなことはしないよ」
翔「…そうじゃなきゃ困るよ、だって二人は俺の両腕両足も同然なんだから！」
阿「待ってて、すぐに取りかかるよ、行こ舘さん」
舘「うん、それじゃあ」
翔「行ってらっしゃ〜い」
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作者名：莎々 | 作成日時：2022年2月27日 16時
