青感染 2 (ページ18)

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宮舘涼太の証言ページ18

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俺と翔太は幼少期からの知り合い、つまり幼馴染みなんですけど

俺にとって渡辺翔太という存在は、メンバーだとか家族だとか、そういう関係を越えてほぼ運命だと思ってるんです

ただ……どうやら向こうはそこまで強く俺の事をそういう風には見てくれていない気がするんですよね

別にそういう事を一つも言わないとかそういう事じゃないんですよ、その言葉からそこまでの強い気持ちが見えないって事です

でも、そんな俺と同じような気持ちのベクトルを感じる瞬間がこの前起こりまして…

その日は珍しく二人でご飯なんて食べに行っちゃって、俺は凄く嬉しかったですよ

そこでいろんな話をしてたんです、これからのSnow Manについての話もしましたし、思い出話にも花が咲きました

とにかく楽しい時間を過ごしていました

そんな時、ふと翔太にこんな質問をしてみたいなと思ったんです

舘「翔太さ、俺たちメンバーのことどう思ってる？」

翔「…え？」

翔太以外のみんなはお互いの気持ちをよく知っています、だからこそこのタイミングで聞いてみようと思ったんです

翔「そりゃ……みんな大好きだよ」

舘「っ…珍しいじゃんそんな素直に好きって言うなんて」

翔「別に良いだろ//」

舘「ふふっ…でも、もうちょっと細かく聞きたいかな」

翔「細かくって、どういう事だよ」

舘「そのままだよ、まずは…照の事はどう思ってる？」

翔「えっ？照は…頼りになる、これぞリーダーって感じで、年下だけどちゃんと尊敬できる」

舘「じゃあふっかは？」

という感じで俺も含めてここまで七人分聞いてきました

舘「じゃあ最後、ラウは？」

翔「マジで全員分聞くじゃん笑」

舘「ほら話逸らそうとしないで、ちゃんと答えて」

翔「ラウは……大切な奴だよ、守ってやりたい…そんなとこかな？」

舘「……」

今まで淡々と答えてた翔太だったけどラウについて答えようとしたときだけはそれまでと全然違う表情で話してたんです

…思い出すだけでも羨ましいくらいの表情でしたよ

ラウ本人に見せてあげたいくらい良い顔でしたよ……いや、絶対見せたくないですね

あれは俺だけに留めておきます、あれは俺に向けられたものだということにしておきます、異論は認めません

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