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決意したその時がやってきたのは数日後





 
俺は一人、とあるお店にやってきた


 
とりあえずでやってきたこの場所、行けば何か変わるんじゃね?そう思って




 
あんまりこういった所には縁がないからソワソワする





 
ある商品を見ていると、店員さんに声を掛けられた





 
「何かお探しでしょうか?」


照「あっ…これ、買いたいなぁ、と思って」


「こちらですか?どなたかへのプレゼントとかでしょうか?」


照「いえ…いや、どうなんだろう…でも、これお願いします」


「いくつご購入なさいますか?」


照「…あっ、二つで」


「分かりました、少々お待ちください」


照「はい……ん?」





 
近くに気になるものを見つけた





 
照「……」


「お客様、こちらでよろしいですか?」


照「はい、ありがとうございます、じゃあ…これと…これで」


「かしこまりました、裏に何か施されますか?」


照「あぁ…じゃあ、はい」


「では、こちらの方にお書きください」


照「……お願いします」


「承知致しました」



 
照「…あの、」


「はい」


照「これって、何ですか?」


「これはネックレスのチェーンです」


照「…だけですか?」


「こちらはですね、こちらをこのようにお使い頂くことが出来るんです」


照「あぁ〜なるほど」


「最近はあまりつけたがらない方も多くいらっしゃるので、

 これであれば例え普段つけなくても購入はしたという証拠にはなりますから」


照「なるほど…」






 
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作者名:莎々 | 作成日時:2021年10月3日 14時

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