青感染 5 (ページ3)

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お揃いの：kjnb ページ3

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佐久間視点

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それは突然発覚しました。

ある日撮影のために事務所に集まりメンバーと過ごしていた時

『あっ、良いじゃんそのピアス〜』

翔「ん？あぁだろ？俺も一目惚れして買った」

『へぇ〜それどこで買ったの』

翔「えっとねぇ…」

なんて他愛もない会話を翔太と繰り広げていたんだ

そしたら別現場での仕事を終えた康二がやってきたんだ

『康二おっつ〜』

康「さっく〜ん、しょっぴーもお疲れやで〜」

翔「おぅ」

『あれ、今被ってるの新しいやつ？』

康「おん、そうやで」

『似合ってるじゃ〜ん、ねぇ翔太』

翔「ん？あぁそうだな」

康「なっ、もうちょいちゃんと褒めてやぁ！」

翔「ぐははっ笑」

相変わらずこの2人仲良いなぁ…ほんと康二が入りたての頃とは大違いだ

ス「じゃあすいません、深澤さん、佐久間さん、渡辺さん、向井さん準備お願いします」

「は〜い」

4人並んで撮影場所まで向かう

…そういえば翔太が珍しくスニーカーを履いてるんだよな、あの年中サンダルの渡辺さんが

えっ？てか待って？

よく見たら、なべこじ同じ靴履いてない？

…お揃いってこと？いやいろんな偶然が重なって今に至るだけ？

どっちにしたって……あれ？

『ちょっ、ふっか』

深「お？なに？」

『あのさ…康二がいま被ってる帽子、見たことない？』

深「えっ？…あぁ、なべだよ、なべもあんなの持ってた気がする」

『スーッ……なるほど』

深「どうした？」

『いや？なんでも』

果たしてあれは借りたものなのか、それともまたいろんな偶然が重なったのか…

いや、どちらにしてもだ

もしかしてだけどこの2人…！？

翔『……』

康『どないしたん、どこ一点視してんの』

『いや、その靴良さそうだなって』

『ん？あっこれ？めっちゃ履き心地ええよ』

『それどこで買った？』

『あっ欲しい？ほな買ってあげるけど』

『マジ？』

『もちろん、こないだ俺もあの帽子買ってもらったしな』

『…俺らお互いが気になったの買ってあげるって、ちょっとキモイことしてるよな笑』

『全然キモないわぁ、俺は嬉しいで？』

『いや、俺らただのメンバーだぞ？恋人とかそんなのでもなく』

『もう細かいこと気にしすぎ！欲しいって思ったんやからええやん』

『…まぁ、そうか』

『ふふん…ほな注文しとくからお楽しみにな？』

『おぅ』

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