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照「…はぁ、分かったよ、明日にでも見に行こう」
翔「っ、ありがと」
照「まぁ帰り方も分かった訳ですし、今日はゆっくり過ごしたいなぁ…なんだかんだ言って翔太探しと帰り方探ししてたらろくに江戸も満喫できなかったしな…」
翔「えっ、じゃあ明日観光する？」
照「いや、明日は様子を見るからこれから観光」
翔「いやもうだいぶ日落ちてるって、とりあえず今日は帰ろうよ」
照「嫌だ」
翔「ていうか別に分かってるんだからとりあえず様子見てから観光したって良いじゃん」
目「まぁまぁ二人とも落ち着いてください笑」
結局翌日、半兵衛の案内の元、一日かけて江戸を回ることにした
今日の朝もまだ照は不服そうな顔してたけど、もう正直いつ帰ろうが一緒じゃない？
すでにだいぶ日も経ってるだろうし、そんな急いで戻ったって変わんないって
ということで一日江戸を満喫し、半兵衛の家に戻ると
翔「あれ、進之介さん？」
宮「っ！あぁ良かった、もう帰られたのかと思いました」
翔「どうかしたんですか？」
宮「はい、実は明日新吉様と雪姫様の婚礼を挙げることになりましたのでそのご報告を」
翔「あ、そうなんですね」
宮「はい、何とか怪しまれることなく無事に事が済みそうです」
翔「それは良かったです笑」
宮「翔太様達はいつお戻りに」
翔「あぁ…一応明日お二人の様子さえ見れたら戻ろうと思ってました」
宮「そうでしたか…あの、本当にお世話になりました」
翔「いえそんな！こちらこそどこぞの誰かも分からない自分を助けてくれてありがとうございました」
照「俺からも、ありがとうございました」
宮「いえ…では、私は屋敷に戻ります」
翔「あ、はい」
目「良かったですね、何とかなっているみたいで」
翔「そうですね」
照「どうする？確認しなくても良いと言えば良いけど」
翔「いや、見に行く」
照「フッ笑、あっそ、じゃあ見に行ったら帰るか」
翔「うん」
そうして翌日、俺らはここに来たときの服装に着替えた
久しぶりの洋服はもちろん気楽だけど、なんだか違和感もあった
照「半兵衛さん、ホントにありがとうございました、貴方が居なかったら今頃どうなっていたか…」
目「お役に立てて何よりです」
照「怪我や病気などせず、元気で過ごしてください」
目「はい、照さんも、翔太さんも」
翔「あ、はい、本当にありがとうございました」
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作者名：莎々 | 作成日時：2023年3月27日 21時
