愛しい。28 ページ29
「きゃっ」
「誰か入って来た」
「でも、2人とも兵じゃないの？」
沢山の女の人が捕まえられていた
ここも阿波のように捕まえられているんだ
でも、そんな事考えている余裕はない
徐々に兵の服は脱がされる
「はっ、やっぱり女か。思った通りだ」
元きてた服も少し脱がされ薄い服装になった
私はその男を睨みつけた
「その目つき、野獣だな」
『ヨナ様はどこ‼』
「俺はあの女より」
何が言いかけると私の髪を掴んだ
そしてグイッと持ち上げる
「お前の守龍の蒼い髪が欲しいんだよ」
『なっ⁉』
なんで知ってるの？
なんでこの人が知ってるの？
ヨナ様は？ヨナ様はどこ？
混乱で頭が可笑しくなりそう
周りの女の人も騒いでいる
そんな中端っこで丸まった女の子がいた
あの服装
『ヨナ様……？』
小さく、誰にも聞こえない声で呟いた
この状況に気付いてるようだ
だって私ではなく、私を掴んでいる男を睨んでいる
手には刀を持っていた
ヨナ様が刀を
ナイフのような果物刀だけど
私は髪を手から離させようとわざと演技をする
そしと徐々にヨナ様との距離を近づけて
ヨナ様の手にある刀を受け取るように合図した
そしてヨナ様の刀を受け取った直後
「んなっ⁉」
ヨナ「えっ⁉」
「・・・っ・・」
�猗�しい綺麗な蒼の髪だな、好きな色だ��
私の愛しの人が愛してくれた髪は
地面に落ちた
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愛夢瑠 - ルーナさん» 本当ですか？ありがとうございます！ (2017年9月3日 16時) (
レス) id: eaef1a36b2 (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ - キジャがマジでカッコ良かったです！ (2017年8月28日 21時) (レス) id: 9a08d06b6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛夢瑠 | 作成日時：2016年3月8日 20時
