愛しい。2 ページ3
『婆様、薬です』
婆「ありがとう、助かるよ」
そう言うと優しそうに笑ってくれた
最初は怖くて目すら見れなかった
けれどキジャ様と恋仲になる事を認めてくれて
そして祝福してくれた
そのおかげで婆様との仲も親しくなった
キジャ「この薬は？」
『婆様は腰が痛いとおっしゃっていらしたので』
キジャ様は瓶の蓋を開けて匂いをかいている
匂いはきつくもなくだからと言って無臭でもない
少し草と薬の匂いがする
『あ、ハーブの草が切れてたんです摘んできますね』
キジャ「私も一緒に…」
するとキジャ様の腕を婆様が掴んだ
多分怪我をさせるわけにはいかないのだろう
私はお辞儀をしてから外に出て行った
婆「元気でよく働くいい娘じゃ」
キジャ「そうでしょう？婆は何故最初反対していたのか分かりませぬ」
婆「あの時はあの娘の事をよく知らなかったからじゃ」
・
『あ、この薬草はなかった気が』
1人呟きながら薬草を摘んでいく
白龍の里は薬草など豊富で凄く助かる
胸元のキジャ様からもらった宝石を触りながら微笑む
こんな素晴らしい方と特別な関係だなんて
『・・・あれは？』
村の真ん中に1人の兵がいた
そしてその隣には男の子が入った檻があった
私はその檻に近づいた
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愛夢瑠 - ルーナさん» 本当ですか？ありがとうございます！ (2017年9月3日 16時) (
レス) id: eaef1a36b2 (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ - キジャがマジでカッコ良かったです！ (2017年8月28日 21時) (レス) id: 9a08d06b6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛夢瑠 | 作成日時：2016年3月8日 20時
