愛しい。13 【過去編】 ページ14
次の日。
私がいつも通り朝食を作っていると白龍様に支えている方が家に来た
最初は驚いたけれど、白龍様がお呼びと聞き気持ちが高まった
嬉しい、けど何故？
期待と不安を胸に私は白龍様の部屋の前まで来た
そして心の準備が出来て私は扉を開けた
『し、失礼します』
私はゆっくり扉を閉めて白龍様の方を見た
白龍「ここまでよく来てくれたな。感謝する」
『い、いえ。わ、私などがこのような場所に招かれて光栄の極みです！』
白龍「敬語はやめぬか。堅苦しいぞ」
『め、滅相もございません！』
白龍「・・ならば、私を名前で呼んでくれぬか？」
『な、名前で？』
あまりに唐突すぎて驚く
白龍様を名前で……。
何故か特別な関係になれたみたいで…。
嫌々、それは将来のお妃様に悪い！
『申し訳ありませんが、白龍様の奥様となられるお方に顔が上がりません』
白龍「私にはまだ妃となる者はおらん。もうそろそろ決めねばならぬと婆に言われているが
どうも、心に留まる女性がおらんのだ」
真剣に今までの見合いで出会った女性を浮かべている
確かに好きでもない人を妃にするのは嫌ですよね
分かりますよ、好きでもない人と結婚なんて嫌ですよね
『では、白龍様の事は名前で呼ばさせて頂きますね！』
白龍「！……あぁ」
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愛夢瑠 - ルーナさん» 本当ですか？ありがとうございます！ (2017年9月3日 16時) (
レス) id: eaef1a36b2 (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ - キジャがマジでカッコ良かったです！ (2017年8月28日 21時) (レス) id: 9a08d06b6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛夢瑠 | 作成日時：2016年3月8日 20時
