*第46話*熱々たこ焼き ページ48
「うおーっ!あっつあつ〜早く食べよ!」
とりあえず私たちはまたベンチに座って…
「うわ、熱々!フーフー」
手越くんはたこ焼きにつまようじをさして、フーフーし始めた。
と思いきや。
「俺ね、憧れてたことがあって」
『え、』
「よし、はい、あーん」
『…は?』
「はい、」
『バカなの?』
「バカじゃないよ(笑)
ほらー早く。冷めちゃうよ」
『ヤダヤダ絶対ヤダ!
いいもん、自分で食べれるから!』
そういって私はもう一本のつまようじを手に取った。
「なんでーっ!」
『なんでじゃないよ!そんなのだっt』
私がゴニョゴニョいってたら、無理やり口の中
にたこ焼きが!
『あっちょっと!あふいあふい!
らんでひゅうにひれるわへ!?(なんで急に入れるわけ)』
「あはは、ごめん熱かった?やっぱ」
こいつ…
許さん!
『はああ、熱かった…んーバカバカバカ!』
私は手越くんをバシッと。
「いって(笑)」
『もう、仕返ししてやる!
やけどしてしまえー』
私は熱々のたこ焼きを手越くんの口に突っ込んだ。
「あ!待ってマジで!熱々!」
『ははは!熱々だもんね!』
「ふはは、でもさ」
てっきりやめろよ、なんて言ってくるのかと思ったら、なぜかニコニコしている手越くん。
「俺にあーんしてくれたよね?」
『は?何いって…』
ああ、私はほんとにバカだ。
くそ、こいつにはめられた!
「んフフ」
手越くん、大喜びだし。
『あー!やっちまったよ』
私は己の行動に深く後悔しながらも、二つ目のたこ焼きを口に入れた。
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ラッキーガール(プロフ) - きぃてごさん» ありがとうございます!! (2018年4月16日 20時) (レス) id: cad5106df9 (このIDを非表示/違反報告)
きぃてご(プロフ) - ラッキーガールさん» コメントありがとうございます!毎日更新頑張ります(^_^)/ (2018年4月16日 19時) (レス) id: 1b3933b67a (このIDを非表示/違反報告)
ラッキーガール(プロフ) - この作品大好きです!毎日更新して頂けませんか?w (2018年4月16日 19時) (レス) id: cad5106df9 (このIDを非表示/違反報告)
きぃてご(プロフ) - 綾華さん» ありがとうございます!更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2018年4月6日 8時) (レス) id: 1b3933b67a (このIDを非表示/違反報告)
綾華(プロフ) - 検定ついでに覗きに来ました〜綾華です(笑) 面白いので頑張ってください(^^)☆ (2018年4月6日 0時) (レス) id: 1f2a7091f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きぃてご | 作成日時:2018年4月4日 14時