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Happy Birthday【番外編】 ページ9

※この番外編では既にAさんは宇髄さんの継子になっています。




今日は10月30日。

つまり、明日は私の師範の誕生日。

ということで、サプライズというものをしたいのだが、一体全体何をすればいいのか……。

私が頭を捻らせているその時、



「あれ、Aちゃんどうしたの?」



と、須磨さんが話しかけてきた。

私が、明日は師範の誕生日だからサプライズをしたい。というと、須磨さんは雛鶴さんとまきをさんを呼んできた。



「サプライズ?そうだねぇ、やっぱり天元様のことだから派手な方がいいよね」

「でも、派手なことと言っても何をすればいいのかしら……」

「派手なこと………爆発とかどうですか?」



お嫁さん三人で話しているといきなり須磨さんが爆発とか言いだした。

須磨さん、流石にそれはダメです。

派手だけど爆発は流石にできない……。



「須磨さん、爆発はちょっと……私には無理かなって」

「そっか……う〜ん、どうしよっか」



今度は四人で頭を捻らせていると、



「あれ、みんなして何話してんだよ」

「て、天元様!いえ、何も話してませんよ…!」



いきなり音もなく師範が現れたため、私たち四人はびっくりしてしまった。

須磨さんが慌てて何も話していないと言ったが、まあ師範には嘘だとバレるだろう。



「嘘だろ」



ほら、やっぱり。



「みなさん、どうしましょう…」

「何がどうしましょうなんだ?」

「………いえ、なにも」



そうだこの人、耳良いんだった。

どうしよう、めっちゃ見られてるんだけど。

怖すぎない???



「で、結局四人でなに話してたんだよ」



四人とも無言だ。

ここで言ってしまえば、サプライズにならない。



「……師範、聞かないでください」

「………………は?」



もうこう言うしか思いつかなかった。

師範もポカーンとしている。

だってこの空間辛いんだもん!!!



「まあ、悪いことではないらしいし、しょうがねえな。聞かないでおくわ」

「ありがとうございます…」



無事、師範を部屋から離れさせることに成功。



「あ、危なかった〜」

「あれで良かったのかしら……(笑)」

「あれ以外思いつかなくて(笑)」



まあ、何はともあれまた計画を再開させれた。

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名無し5472号(プロフ) - 神や! そして宇隨さんお誕生日おめでとう!! (2019年10月31日 6時) (レス) id: 4ba81fc84d (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年10月29日 2時

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