今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:66,098 hit
小|中|大
拾漆 ページ22
「百合、あと少しだから。だから、絶対に死なないでよ」
「…………」
百合は何も言わない。
瀕死の状態だ。
私も、もうほとんど助からないと気づいている。
でも、ほんの少しでも可能性があるのなら、早く医者の所に行くんだ。
絶対に死なせない。
でも、やはり七日間の疲れと百合を背負いながら歩き続けた疲れがでてくる。
正直足がもげそうだ。
でも、進まなければ百合が死ぬ。
もっと早く進まなければ危ない。
辺りが暗くなってきた。
鬼が出る。
こんな状態で鬼に出会ったら確実に私までも死ぬ。
その時だった、
「あぁ?なんだ、美味そうな餓鬼どもじゃねぇか」
「鬼……!」
最悪の状況ができてしまった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
211人がお気に入り
211人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し5472号(プロフ) - 神や! そして宇隨さんお誕生日おめでとう!! (2019年10月31日 6時) (レス) id: 4ba81fc84d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2019年10月29日 2時