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拾肆 ページ19

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それから六年。

私たちは、最終選別を受けに来た。

私は十二、百合は十四。

六年かけてやっと、鬼殺隊になるための最終選別を受けに来たのだ。

普通の人ならもっと早く最終選別を受けに来ただろうが、

私たちは子供二人で、さらには覚えがとても悪い私がいた。

そのため、六年もかかってしまった。

でも、六年間コツコツと確実に力を積んだんだ。

この最終選別を二人で生きて帰る。

そう、決めた。



「皆さま、今宵は最終戦別にお集まりくださってありがとうございます……………」

「山の麓から中腹にかけて鬼共の嫌う藤の花が……………」



案内役の黒髪と白髪の子が話し始める。



「百合、必ず生きて帰るよ」

「当たり前でしょ。傷一つつけさせないよ」

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名無し5472号(プロフ) - 神や! そして宇隨さんお誕生日おめでとう!! (2019年10月31日 6時) (レス) id: 4ba81fc84d (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年10月29日 2時

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